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【郡山市】屋根、外壁塗装のことなら郡山塗装!!釉薬瓦、陶器瓦の工事も承っております。(鈴木康)

2019.03.04 (Mon) 更新

 

皆様こんにちは!リモデル事業部の鈴木です!!

 

3月に入ってもまだまだ寒い日が続きますね!

皆様もお体にはご自愛下さい。

 

さて、今日は釉薬瓦と銅製雨樋についてお話したいと思います。

まずは、釉薬瓦についてです。

この瓦は陶器瓦とも呼ばれ、粘土を瓦の形にかたどった後、釉薬をかけ窯の中で高温で焼き上げた瓦です。

瓦表面の釉薬がガラス造りになっているため水が浸透せず劣化しにくく耐久性が非常に高いのが特徴です。                      

 

 

 

 

次に銅製雨樋についてです。

銅自体が約60年ほど持つと言われており、経年すると緑青(ろくしょう)がふいてきて緑色になり味が出てきます。

どちらも耐久性が高く良い材料です。

しかし、耐久性が高いからといってこの2つを合わせてしまうと耐久年数が逆に下がってしまいます。

釉薬瓦と銅製雨樋を合わせた場合、銅製雨樋の方が先に傷んでしまいます。

その原因として釉薬瓦の色付けに使用する釉薬(ゆうやく)に含まれる金属成分が雨により流れ、銅製雨樋に付着することで化学反応を起こし腐食したと考えられています。

 

 

これは、10年ほど前に判明したことです。

建てた当初は、釉薬瓦と銅製雨樋を合わせるとどうなるのかが分からなかったようです。

組み合わせによっては長持ちするもの同士でも逆効果になってしまうので注意が必要です。

 

皆様のご自宅でもどんなものが使われているのか見てみるのはいかがでしょうか

一つ一つ見ていくと面白い発見があるかもしれませんね。