窯業系サイディングについて 井堀
株式会社郡山塗装「スタッフブログ」をご覧頂きありがとうございます。
㈱郡山塗装の井堀です。
郡山市・郡山市近辺の「外壁塗装・屋根塗装&リフォーム」
「外壁改修・屋上防水・雨漏り対策」ならぜひ、郡山塗装にお任せください!!
今日は住宅の劣化症状についてご説明させてください。
とくに、日本の住宅の外壁材8割に使われている窯業系サイディングについて説明いたします。
窯業系サイディングは、80%がセメントでできており、素材自体には防水性がありませんので、塗装によって防水機能を持たせています。
この防水性能が切れると、水がサイディングボード内にしみこんでしまいます。
夏場になると、このしみこんだ水が暑さで蒸発し、膨張。
冬場になると、しみこんだ水が寒さで凍結し、膨張。
※水は、液体よりも気体・固体のほうが体積が大きくなります。
変形や反り、ひび割れの原因になります。
また、外壁を触ると白い粉がつくことがありますが、これはチョーキング現象と呼ばれるものです。
塗料は劣化が進むと、主に色をつける役割である顔料が塗膜の表面に浮き出てしまいます。これが手についてしまう状態です。
チョーキングしている住宅は、塗装の時期が近づいているサインです。
また、窯業系サイディングは、サイディングボードとサイディングボードのつなぎ目にシーリングが打たれています。
サイディングボードのつなぎ目は、塗装が施されていませんので、セメントがむき出しになっています。この部分を水から守るために、シーリングが打たれています。
また、建物の揺れによって壁のひび割れを起こしにくくする役割も担っています。
シーリングの寿命は一般的に約5年といわれていますので、外壁を塗り替える際には、一緒にメンテナンスする必要があります。
窯業系サイディングの劣化症状についてご説明させていただきましたが、皆様のご自宅にはこのような劣化症状はございませんか?
気になることがありましたら、郡山塗装へご相談ください。
劣化診断、見積もりまで無料で行っております!