目次
- 1.軒ゼロ住宅と雨漏り
- 2.軒・軒先とは
- 3.軒関連の建築用語【軒とケラバの違い】
- 3-1.軒(先)とケラバの違い
- 3-2.破風板(はふいた)と鼻隠しの違い
- 3-3.軒天(のきてん)
- 4.軒の出があるメリット
- 4-1.雨漏りを防ぐ
- 4-2.日差しの調整と保護
- 4-3.急な雨の雨除け
- 4-4.室外機の耐用年数が高まる
- 5.雨漏りが発生しやすい屋根形状と軒
- 5-1.片流れ屋根と雨漏り
- 5-2.切妻屋根と雨漏り
- 5-3.寄棟
- 6.軒ゼロ住宅が増えた理由
- 6-1.狭小地に建設する必要がある
- 6-2.デザインの好み
- 6-3.初期費用とメンテナンス費用を抑えることができる
- 7.結局、軒はあった方がいいでしょうか?
- A.軒はあった方がいいです。
- 8.結局、軒の長さはどの位あればいいのでしょうか?
- A.軒の長さはあればあるほどいいです。
- 9.屋根と外壁の専門工事会社に修理は依頼しましょう
- 10.最後に
1.軒ゼロ住宅と雨漏り
新築住宅分野では軒の出がない「軒ゼロ住宅(箱型住宅)」が人気です。
たしかに、スマートですっきりとした印象の「軒ゼロ住宅」はおしゃれです。
特に都心などの狭小地では「軒ゼロ住宅」の採用が広がっています。
しかし、「軒ゼロ住宅」の増加に伴い、軒の出がないことが原因による雨漏り住宅が増加しています。
このページでは軒と雨漏りの関係性を中心について説明します。