屋根カバー工法の施工と注意点 (その3)(大坂)
白河市・いわき市・郡山市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!
寒さが厳しくなってきましたね。体調は万全でしょうか?先日、私は会社負担のインフルエンザの注射を打ってきました。なかなか効きました。。(数日痛かったです)
さて、前回(タイトル-屋根、大丈夫??その2)の続きになりますが、タイトルを
”屋根カバー工法の施工と注意点(その3)”と改めさせて頂きました。
前回では、スレート屋根にルーフィングを敷く施工まで説明致しました。今日はその続きになります。
屋根に防水ルーフィングを敷き終わり後、いよいよ屋根材のカバー施工に入ります。
まずは、①スターターと呼ばれる軒先の部分から施工を行います。軒先は雨が雨樋にしっかり流れる役割を果たす
ため、水の切れ方が重要です。スレート瓦に水分が触れることなくしっかりカバーしていきます。
注意点 スターターの折り目がスレート瓦をしっかり挟んでカバーできているか。スターターがしっかり釘で打たれているのか。しっかり雨樋に雨が落ちるような施工になっているのか、スターターの形状を確認してください。
スターターが終わりますと、②谷施工に入ります。これは屋根の形状にもよりますが、単純切妻や寄棟、片流れ屋
根では谷施工が不要ですが、屋根と屋根に取り合いがある場合、谷と呼ばれる谷樋板金の施工が必要になります。
←屋根の種類
←谷のある屋根
また、この谷部分は、雨が最も流れる部分になり、雨漏りの原因が最も多い箇所です。
そのため施工は慎重かつ、確実に行う必要があります。谷の多い屋根はおしゃれではありますが、リスクがあると
ともに、施工も手間がかかるので、その分のカバー費用も上がります。
注意点 谷施工は屋根にとって非常に重要です。板金に傷やへこみがないか。施工後の収まりが適切かどうか。しっかりビスで固定されているかを確認しましょう。
続きは、”屋根カバー工法の施工と注意点(その4)” でお会いしましょう。
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