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【福島市】スレート瓦 塗装と葺き替えどっち?(郷右近)

スタッフブログ 2021.02.27 (Sat) 更新

   福島市・二本松市・伊達市・伊達郡の皆様、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装(プロタイムズ福島店)です!

今回のブログを執筆させていただく郷右近です!

スレート瓦のお家で塗装をしようとしたときに、

ある業者は「もう塗装は出来ないですよ。もう葺き替えないとダメです。」

ある業者は「まだ塗装で大丈夫ですよ。塗装しておけば大丈夫。」

どっちを信じればいいのか…という方も多いと思います。

 

劣化状況にもよりますが、おおよその目安でいえば塗装などのメンテナンスをしていない状態で

築20年までは塗装、20年以上経過していれば葺き替えや重ね葺きも検討といったところでしょうか。

メンテナンスをしていないスレート瓦の寿命は20~30年と言われております。

寿命になったスレート瓦は雨水を全く弾かなくなり、割れや反りが発生し、塗装も密着しなくなります。

無理に塗装してしまうと1年経たずに剥がれてしまう場合もありますので、お金をかけたくないからという

理由で塗装を選択し、後々もっとお金がかかることに…という方も多いのではないでしょうか。

 

それぞれの劣化を見ていきます。

①反り

反りは発生してしまうと交換しない限りもとに戻ることはありません。

釘で叩く、隙間をシーリング材で埋めるといったメンテナンスは確実に漏水するので絶対に行わないでください。

反りが大きくなるといくら防水性を高めても横殴りの雨の際に雨水が差し込み漏水してしまいます。

 

②割れ・欠け

 

割れや欠けが少量であれば補修すれば問題ありません。

多数発生している場合は瓦自体の強度が落ちてきている状態です。

そんな状態で屋根の上に職人が上がるとさらに割れてきます。

最近ではアスベストがほとんど含まれていないノンアスベストスレートという瓦になっていますが、

2004年~2006年付近に製造されたノンアスベストスレートは非常に脆く、基本的に塗装してはいけません。

コロニアルNEO、パミール、アーバニーグラッサなどの瓦は要注意です。

インターネットでノンアスベストスレート瓦の塗装と検索してみると塗装の不具合が山ほど出てきます。

 

このような劣化のほかに築20年以上が経過し、防水性が完全に失われ、

ただのセメントとなってしまっているような状態のものも塗装が剥がれる可能性があるため注意が必要です。

防水性が完全に失われた屋根を塗装する際は最低でも下塗りを2回以上塗り、計4回以上の塗装をしておくといいでしょう。

 

まとめると築20年以上、もしくは2004年~2006年付近にお家を建てている(無石綿スレートが使用されている)の方は

塗装以外のメンテナンスも検討された方が良いでしょう。

築20年未満のお家であれば余程痛みが激しくない限りは塗装で問題ないと思います。

ただ、塗装に比べると屋根の葺き替えや重ね葺きをした方が間違いなく耐久年数は長いので、

今後の安心のためにということであれば、劣化が激しくなる前に屋根を新しくしてしまうというのもアリです。

金属屋根にすれば、塗装が剥がれたり、割れたり、反ったりという心配はいらないですからね。

 

自分では判断が難しいという方は、まずご相談ください。

塗装・葺き替え・重ね葺き全部お任せください。

建物の診断からご提案までお手伝いさせていただきます。


郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。

地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。

これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。

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