【郡山市】屋根の構造について(佐藤純)| 郡山塗装|いわき市、須賀川市、二本松市、本宮市の外壁塗装&屋根リフォーム&サイディング&雨もり防水専門店郡山塗装、適正価格で評判の見積もりを実現
郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!
本日はちょっと真面目なお話笑
さて、屋根・外壁の塗り替えですが!
お家の塗り替えはたくさんの工程で塗装されています。
屋根・外壁の塗り替えを行うにあたり、知っておくべき工程と
内容を知ることが大切です
5-3.自然換気による通気効果の改善
屋根の通気効果を良くする代表的な方法に「換気棟(かんきむね)の設置」があります。
暖かい熱は低いところから高いところへ自然に移動する特性があります。
建物で一番高いところは棟(むね)とよばれます。
屋根のてっぺんに換気棟とよばれる穴があいた板金部材を取り付けることで、屋根裏にこもった熱を自然放出する効果が得られます。
もちろん、屋根にも空気の通り道になる穴をあけます。
従来は軒天(のきてん)もしくは外壁に”ガラリ”もしくは”ベントキャップ”とよばれる換気口を取り付ける妻換気の方法で屋根裏の熱を放出していました。
現在は換気棟の取り付けが主流になりつつあります。
換気棟の新設や増設することは是非、検討して欲しい工事です。
穴があいているので雨が漏れるのではないかと心配する人が多いです。
たしかに、正しく設置しないと雨が漏れてしまうため、換気棟の取り付けを嫌がる工務店は多いです。
しかし、しっかりした板金工事会社による施工であれば、換気棟の雨仕舞(あまじまい)に不安はありません。
5-4.機械式換気による通気効果の改善
機械式換気は機械を使って熱を遮断もしくは放出する方法です。
よく誤解されるのが「24時間換気システム」です。
2000年代初頭に取り付けが義務化された24時間換気システムは、シックハウス対策のために機能するものです。
「このシステムがあるから我が家は熱や通気で守られている」と勘違いしている人が多いです。
最近の換気システムは熱を遮断する効果を備えた「熱交換換気システム」が標準化されていますが、築後10年以上経過している建物の換気システムは空気をきれいにする効果だけだと思ってください。
機械式換気では、屋根裏へ居室の熱を送り込む吸気システム(三菱/換気排熱ファン/ロスナイ)や、ダクトで屋根裏の熱も含めて外に放出する(パナソニック/屋根裏換気システム)などがおすすめです。
前者が安い費用で工事ができ、後者が高い効果を得ることができます。
ただし、いずれの方法も天井に取り付けることになるため、屋根裏に十分なスペースを設けられる「天井断熱」でなければ導入できません。
つまり、「屋根断熱」の構造では導入できません。
屋根断熱の場合は、壁付けでダクトを用ない「ダクトレス熱交換換気システム」をおすすめします。
ただし、屋根裏換気システム以外は屋根の通気効果改善には結びつかないことは留意してください。
5-5.通気層のもうひとつの効果
通気層は断熱と異なり、熱を抑える効果に加えて結露も抑えてくれる効果があります。
つまり、屋根の通気をしっかりおこなうことで、結露から屋根下地(野地板)を保護し、屋根の耐久性を向上させる効果が期待できます。
「外壁の断熱」「外壁の通気」「屋根の断熱」「屋根の通気」はどれも大事です。
しかし、屋根の断熱効果や屋根自体の寿命を考えると、「屋根の通気」が最も重要なのではないでしょうか。
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を
積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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