屋根の防水と同じように、大体10年毎に防水塗装のメンテナンスをしてください。
植木鉢や小さい物置等を置いてあるお宅は障害物があることによって、水が留まる時間が多くなり防水機能が劣化しやすいようです。
また、植木鉢の場合は中の土が流れ出て、排水溝を埋めてしまうことがよくあります。
排水溝が埋まってしまうと水が流れず、この場合も長い時間、水が防水層の上に滞留することになり、それが防水層を傷める原因となります。
植木鉢を置く場合は、泥が排水溝に詰まってしまわないようにマメに排水溝の掃除をすることでベランダからの雨漏りのリスクを減らすことが出来ます。
防水処理をされているベランダは、たいてい洗濯物を干すことを想定して南向きの場合が多いので、結構な確率でその下は日当たりを良くしたい南向きのリビングとなっています。
大画面テレビやオーディオ類等、大事な電化製品が壁に沿って置いてあることがあり、雨漏りがそれらを故障させる原因となることもある上に、漏電が起きて火災の原因となることも考えらえれます。
火災が起きてしまった場合だけでなく、火災保険では雨漏りで故障した電化製品等の補償もしてくれることがありますので、もしそういったケースがありましたら瑕疵保険の約款を確認すると良いでしょう。
ベランダ内部にカビや汚れ
ベランダ笠木シーリングの劣化
軒天の確認
排水溝の確認