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セメント瓦について

スタッフブログ 2024.05.10 (Fri) 更新

郡山市・いわき市・白河市・福島市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただくのは、

新入社員の平栗です!

 今回は1970年代から1980年代に戸建て住宅でよく使われていたセメント瓦について紹介します!

1.セメント瓦とは?

 セメント瓦とは、セメントと川砂、または、セメントを原材料とし、型枠に入れてプレス脱水したものです。

陶器瓦は表面がつるつるしているのに対して、セメント瓦は表面を塗装で着色、コーティングしているので長い月日とともに表面はザラザラし、色褪せていきます。

セメント瓦は塗装をしないと割れやすく厚みは平均10~20mmほどです。

 

2.メリット

●耐久性・耐火性に優れている

 セメント瓦のメリットの一つは、耐久年数が約30年~40年と優れており、一般的に広く普及しているスレート瓦は約20年~30年となっているので、

スレート瓦に比べ約1.5倍ほど。

 また、原材料がセメントと川砂でできているので、燃えにくく耐火性にも優れているため、火災の際などは家の燃え上がるスピードを抑えてくれます。

●デザイン性が豊富

 セメント瓦は、和風だけでなく洋風のデザインもあり、形状やカラーも様々なので、コストも低いので安価でおしゃれな仕様にしたい方におすすめです。

 

3.デメリット

●割れやすい

 セメント瓦は硬く、しなりがないため衝撃があるとひび割れが起き、交換しなくてはいけないこともあります。それを放置してしまうと、雨が降った際に屋根の内部まで水が入り込んでしまい雨漏りが発生し、建物の劣化スピードを速めてしまいます。

 なので、割れてしまったセメント瓦は早く交換、補修するようにしましょう。

●定期的な塗り替えが必要

 冒頭でも話したようにセメント瓦の表面は塗装で着色、コーティングが施されています。

 経年劣化によって塗装の耐久年数が近づいたら、定期的に塗りなおしなどを行わないと色褪せやひび割れが起きてしまいます。耐久年数に及んでなくても、劣化の進み具合によっては塗り替え、

補修が必要となることもあります。

 

4.セメント瓦のメンテナンス時期

 セメント瓦のメンテナンス時期は、15~20年といわれています。

よく使われていたのが30年以上前ですから、長年お手入れされず色あせているセメント瓦の住宅も見られます。

そんなメンテナンスが必要なセメント瓦は

 ●色褪せ、塗装の剥がれ

 ●表面のざらつき

 ●苔の発生

などが見られたら塗装の時期です。

5.最後に

 セメント瓦の主成分はセメントであり、塗膜が薄くなっていれば、水がしみ込んできてしまいます。

水がしみ込むと、セメントの成分であるカルシウムが溶け出してしまい内部はスカスカに。

どんどん強度が落ちて脆くなり割れやすくなります。

塗装では流れ出たカルシウムはもとには戻せないので、長持ちさせるためにも、その前にメンテナンスを行うことをお勧めいたします。

長く使っていくためにも、こまめな点検と早期のメンテナンスが重要になってきますので、

お気軽にお問合わせください。

 

創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を

積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。

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これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、

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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 営業アシスタント

平栗獅己

所有資格:

  • 全商情報処理検定1級、全商プログラミング検定1級、全商簿記2級、全商珠算・電卓実務検定1級、全商英語検定3級