
外壁塗装の金額と相場|2025年の最新目安と注意点をわかりやすく解説!
外壁塗装を検討していると、まず気になるのが**「費用はいくらかかるの?」**という点ではないでしょうか?
この記事では、2025年現在の外壁塗装の相場をもとに、金額の内訳や注意点をわかりやすくご紹介します。
専門用語はなるべく使わず、シンプルな言葉で説明していますので、はじめて外壁塗装を考える方も安心してお読みください。
外壁塗装の相場はいくら?【2025年版】

現在、30坪〜40坪ほどの戸建て住宅における外壁塗装の相場は約80万円〜150万円前後です。
これは全国平均の価格帯で、以下のような条件によって上下します。
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地域(都市部や離島など)
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建物の状態(劣化の程度)
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使用する塗料の種類
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作業のしやすさ(足場の組みやすさなど)
あくまで目安ですが、これを基準に見積もり内容を比較すると、過剰な高額請求や安すぎる価格のリスクも避けられます。
外壁塗装の費用に含まれるものは?
見積もりで「一式」と書かれていても、何にいくらかかっているか分からないと不安ですよね。
以下の費用は、一般的な外壁塗装の見積もりに含まれる標準的な項目です。
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足場の設置費用
職人さんが安全に作業できるように足場を設置します。
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高圧洗浄
古い汚れやカビ、ホコリをしっかり落とします。
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下地処理
ひび割れや傷んだ部分を補修し、塗料がきれいに密着するように整えます。
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塗料の材料費
使用する塗料の種類によって価格は変わります。
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塗装作業の人件費
塗装は3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が基本です。
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養生作業
窓や植木など、塗らない部分を保護するための準備です。
このように、外壁塗装は「ただ塗るだけ」ではなく、さまざまな工程が含まれているため、それなりの費用がかかるのです。
屋根塗装を追加する場合の金額
外壁塗装と一緒に屋根も塗装する場合、追加で20万円〜40万円前後がかかるのが一般的です(30〜40坪の戸建て住宅の場合)。
ただしこれは屋根の形状や面積、使用する塗料によって変動します。
【ポイント】
外壁と屋根を同時に塗装すると、足場代が1回分で済むため、別々に依頼するよりお得になるケースが多いです。
塗料の種類と耐用年数
塗料にはいくつか種類があり、それぞれ耐用年数や金額に差があります。
塗料の種類 |
特徴 |
耐用年数(目安) |
アクリル系 |
価格は安いが耐久性が低め |
5〜7年 |
シリコン系 |
バランスが良く人気 |
10〜12年 |
フッ素系・無機系 |
高価だが長持ち |
15〜20年 |
環境や施工状況にも左右されますが、長く持たせたい場合は初期費用は高くても高耐久の塗料を選ぶ方が、結果的にコストパフォーマンスが良くなることもあります。
金額に差が出る理由とは?
同じような家でも、見積もり金額に差が出ることはよくあります。
その理由の多くは、以下のような要素によるものです。
● 下地処理の丁寧さ
ヒビの補修や古い塗膜の除去など、見えない部分の工程が価格に反映されます。
● 塗装の回数
塗料のメーカーは「3回塗り」を推奨していますが、安い業者は回数を減らすことも。
● 使用する塗料のグレード
同じ「シリコン系」でもメーカーや性能に差があります。
● 見積もりの内訳の透明度
一式表記ではなく、項目ごとに明細があるかどうかも重要です。
相場より安すぎる or 高すぎる場合の注意点

極端に安い見積もりには注意が必要です。
たとえば、
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必要な下地処理を省いている
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塗装回数を減らしている
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安価な塗料を使用している
など、見た目はキレイでも長持ちしない施工の可能性があります。
逆に相場より高い場合も、**高品質な塗料を使っているのか?難しい工事が含まれているのか?**といった理由を確認しましょう。
相見積もりと現地調査は必ず行おう
外壁塗装で後悔しないためには、複数社からの見積もり(相見積もり)と現地調査がとても大切です。
1社だけの見積もりだと、相場と比べることができず判断が難しくなります。
最低でも2〜3社に依頼し、現地での建物チェックを受けることで、より正確で納得のいく金額を知ることができます。
まとめ|費用の「安さ」より「納得感」が大切
外壁塗装は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、「なんとなく安いから」という理由で選ばず、価格の内訳や施工内容に納得した上で依頼することが何より大切です。
当社では、現地調査・お見積もりを無料でご提供しております。
「相場って本当に合ってるの?」「この価格、妥当?」という不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!