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実は超重要!シーリングの寿命と劣化、放置するとどうなる?

スタッフブログ 2025.07.14 (Mon) 更新

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただきます野口新史です!

実は超重要!シーリングの寿命と劣化、放置するとどうなる?

外壁塗装やリフォームを検討する中で、「シーリング(コーキング)」という言葉を聞いたことはありませんか?

あまり目立たない部分ですが、実はこのシーリングこそが、住まいを守るために非常に重要な役割を担っているのです。

この記事では、シーリングの役割、劣化のサイン、寿命の目安、そして放置するとどうなるのかまでを、専門用語をやさしく噛み砕いてご紹介します。


そもそもシーリングってなに?

シーリングとは、外壁材と外壁材の間や、窓・玄関周りなどのすき間を埋めるために使われている弾力性のある素材のことです。

サイディングと呼ばれる板状の外壁材の継ぎ目部分に多く見られ、雨風の侵入を防ぐバリアの役割を果たしています。

遠くからはあまり目立たないため、劣化に気づきにくいですが、実は住宅の耐久性・防水性を大きく左右する部位です。


どうしてシーリングがそんなに大事なの?

建物の外壁には、地震や強風、寒暖差によって目に見えない小さな動きが常に起きています。
この動きによるすき間を埋め、柔軟に追従してくれるのがシーリングの役目です。

特に重要なのが、防水機能です。
シーリングが劣化してすき間が生じると、雨水が内部に入り込み、柱や断熱材、下地材が腐食する原因となります。

さらに、湿気がたまるとカビやシロアリの発生にもつながり、最悪の場合は大規模な修繕が必要になることも。


シーリングの寿命はどれくらい?

シーリングの寿命は、一般的に10年程度が目安とされています。

ただし、シーリングに含まれる可塑剤という、柔軟性をもたせる薬品の寿命は、5年程度となっております。つまり、シーリング材自体は10年もつ場合でも、可塑剤の劣化によって5年ほどで柔軟性が失われ、この時期からひび割れが起こってしまう可能性があります。

また、立地や気候、日当たり、使用されている材料、施工時の下地処理の状態によっても大きく変わってきます。

劣化を早める要因にはこんなものがあります

  • 紫外線による表面の劣化(特に南面・西面)

  • 雨風にさらされやすい立地

  • 安価な材料や不十分な施工

  • 外壁塗装から長期間放置している

このため、「10年経っていないから大丈夫」と油断せず、5年を過ぎたあたりから定期的に目視チェックをするのがおすすめです。


劣化するとどうなる?見逃すと大きなリスクに!

 

シーリングの劣化は、見た目に変化が現れます。以下のような症状があれば要注意です。

  • ひび割れ(細かい筋が入っている)

  • はがれ・剥離(両端が外れている)

  • 肉やせ(中央がへこんで細くなっている)

  • 隙間(完全に裂けて外壁が見える)

  • 黒ずみ・カビ(汚れではなくカビ菌の繁殖)

これらを放置すると、雨水が侵入してしまい、内部の木材の腐朽、鉄骨のサビ、断熱材の劣化、カビの発生、シロアリの誘発など、建物の構造に深刻なダメージを与えることになります。


点検と補修のベストタイミングは?

シーリングの点検や補修にベストなタイミングは、外壁塗装と同時に行うことです。
多くの住宅では、築10年前後で外壁塗装を検討されるため、その時にシーリングも一緒にチェック・施工するのが効率的です。

ただし、以下のような症状が見られたら、塗装のタイミングを待たず、早めの対応をおすすめします。

  • ゴムのような素材がカチカチに固くなっている

  • 一部が欠落して外壁にすき間がある

  • 押すと柔らかすぎる(中身がスカスカ)

早めに専門業者に相談することで、被害の拡大を防ぎ、費用も抑えられるケースがほとんどです。


シーリング工事には2つの方法があります

劣化したシーリングは、以下の2種類の方法で補修します。

1. 打ち替え工法(全面交換)

既存の古くなったシーリング材をすべて撤去し、新しいシーリング材を打ち直す方法です。
耐久性が最も高く、築年数が経っている住宅や劣化が進んだ場合にはこちらが推奨されます。

2. 増し打ち工法(上から追加)

既存のシーリングの上に、新しいシーリング材を上乗せして補修する方法です。
既存の状態がある程度しっかりしている場合に限り使われますが、耐久性は打ち替えよりやや劣ります。

いずれの方法も、下地処理や養生、乾燥時間の確保など、丁寧な施工が必要不可欠です。
価格だけで選ばず、信頼できる業者に依頼することが大切です。


まとめ|“目立たないけれど家を守る”シーリング

シーリングは外壁塗装の陰に隠れがちな存在ですが、住まいの耐久性と快適性を守る大切な部材です。

寿命は一般的に10年程度ですが、寿命を過信せず、5年ごろからの点検や早めの対応が重要です。

「うちはまだ見た目に異常がないから大丈夫」と思っていても、内部ではすでに劣化が始まっている可能性もあります。

外壁塗装とあわせてシーリングのメンテナンスをすることで、家の寿命をぐっと延ばすことができます。

 

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装

野口新史

所有資格:

  • 社会教育士(養成課程)