【郡山市】ノンアスベストスレート瓦について(鈴木康)
皆さん、こんにちは!!
リモデル事業部の鈴木です!!
今回のブログはスレート瓦について書きたいと思います。
皆さん、スレート瓦と言う言葉をきいたことはありますか?
コロニアルやカラーベストなんて呼ばれ方をする現在住宅に
多く用いられる屋根材です。
上の写真がスレート瓦になります。
このスレート瓦はセメントとアスベストで構成されているのですが、
2004年以降はアスベストの使用が制限されアスベストを含有しない
ノンアスベスト型のスレート瓦が誕生しました。
環境、人体に配慮したノンアスベストスレート瓦ですが、
良い事ばかりではありません!!
このノンアスベストスレート瓦ですが、
空から屋根が降ってくると言う問題が多く報告された屋根材です。
空から屋根が降ってくるってどういうことと思った方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
この瓦は下の写真のように瓦がミルフィーユ状に割れてしまう表層剥離という
劣化が特徴です。
割れた部分の瓦が風にあおられて下に落下するという事象が多く報告された瓦です。
この状態ではいくら塗装をかけたとしても、屋根材自体が割れてしまうので
割れた瓦を塗膜でつなぎとめている状態になってしまいます。
なので、このノンアスベストスレート瓦の改修には屋根の重ね葺をおすすめ致します。
いまある屋根の上に新しい屋根材を重ねることで、
屋根が2重になり防水、防音という面からお家を守ってくれます!!
築年数が13、14年近辺のご自宅の方は要注意です!!
一度ご自宅の図面に書いてある仕上げ表をご覧になってみて下さい!!
もし、ご自宅の屋根がノンアスベストスレート瓦で構成されている場合は
改修工事を考えてみてはいかがでしょうか?