【郡山市】動く!?住宅の伸び縮み(桑島)
戸建てから集合住宅まで、福島の外壁塗装&屋根専門店の郡山塗装
リモデル事業部の桑島です。
めっきり寒くなりました、、、
急に雪が降って驚きましたね。
普通初雪はぱっと舞う程度だと思っていたのですが、
しっかりと積もって二重でビックリでした。
寒さに弱い(熱さにも弱い)私は今ユニクロのヒートテックを上下とも着用しています。
ネットの情報ですがヒートテックは2.3回洗うと生地表面の繊維がへたってしまって効果が減るとか。
そういえば買った時よりあったかさ感じなくなった気もします。
困ったものです。
タイトルにもありますが、住宅が生き物のように伸び縮みしているというお話です。
金属系の屋根なんかはわかりやすいのですが、温度の変化によって伸び縮みします。
私の母校の中学校では、体育館屋根が日中温まることでベコベコと音を出していました。
当時は上に何かいるのかと怖かったのですが、まさしくそれです。
カップ焼きそばのお湯をシンクに捨てた時と同じで、金属が高温により大きくなっているのです。
夏は70℃以上、冬は氷点下になる金属屋根。もちろんそれを考慮して設計はされているのですが
不具合が生じてくる箇所があります。
屋根の釘抜けです。
本来釘はしっかり止まっているのですが、収縮を繰り返すことにより、徐々に釘が抜けてきてしまいます。
屋根はしっかりしていても、この釘穴の隙間から水分が浸入し、内部をダメにしてしまいます。
コロニアル(スレート)や、瓦屋根の方も要注意です。
コロニアル事態の温度収縮は少ないのですが、塗膜の防水機能が切れ、水分を含んだ状態だと
水分によって大きく収縮します。
また、棟部分等は金属製で、釘止めされていることが多く、釘抜けの可能性があります。
外壁でも同じ現象が起きます。防水機能が切れ水分を含んだ外壁は同じく温度によって収縮し、ひび割れ、反りがおきます。
中には凍害といって、中の水分が凍ることで膨張、爆裂し、大きく欠けてしまうことも、、、
冬場は凍害が多く、春の雪解けとともに欠けや浮きが顔をだします。
春になって家がぼろぼろになっていたら、、、
何事かと思ってしまいますね。
釘抜けに関しては、新しく抜けづらいスクリューの付いた釘にする等で対応を行います。
表面温度の上昇を抑える遮熱塗料も充実してきており、こちらの塗布で収縮をある程度抑えることが出来ます。
表面の塗膜を一新することで、耐水性も復活させることが出来ます。
水分を浸入させないことが一番の住宅を長持ちさせる秘訣です。
塗装で出来る対策、釘等のメンテナンスによる対策。
やるとやらないでは大違いですね。
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装 リーダー
桑島淳
所有資格:
- 2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)
- 外装劣化診断士
- 2級建設業経理士
- 石綿作業主任者
- 建築物石綿含有建材調査者
- 日商簿記2級
- ITパスポート