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【郡山市】動く!?住宅の伸び縮み(桑島)

スタッフブログ 2018.12.10 (Mon) 更新
こんにちは、当ブログをご覧いただきありがとうございます。

戸建てから集合住宅まで、福島の外壁塗装&屋根専門店の郡山塗装

リモデル事業部の桑島です。

 

 

めっきり寒くなりました、、、

急に雪が降って驚きましたね。

普通初雪はぱっと舞う程度だと思っていたのですが、

しっかりと積もって二重でビックリでした。

 

 

寒さに弱い(熱さにも弱い)私は今ユニクロのヒートテックを上下とも着用しています。

ネットの情報ですがヒートテックは2.3回洗うと生地表面の繊維がへたってしまって効果が減るとか。

そういえば買った時よりあったかさ感じなくなった気もします。

困ったものです。

 

 

タイトルにもありますが、住宅が生き物のように伸び縮みしているというお話です。

金属系の屋根なんかはわかりやすいのですが、温度の変化によって伸び縮みします。

私の母校の中学校では、体育館屋根が日中温まることでベコベコと音を出していました。

当時は上に何かいるのかと怖かったのですが、まさしくそれです。

カップ焼きそばのお湯をシンクに捨てた時と同じで、金属が高温により大きくなっているのです。

 

 

夏は70℃以上、冬は氷点下になる金属屋根。もちろんそれを考慮して設計はされているのですが

不具合が生じてくる箇所があります。

屋根の釘抜けです。

 

 

本来釘はしっかり止まっているのですが、収縮を繰り返すことにより、徐々に釘が抜けてきてしまいます。

屋根はしっかりしていても、この釘穴の隙間から水分が浸入し、内部をダメにしてしまいます。

 

コロニアル(スレート)や、瓦屋根の方も要注意です。

コロニアル事態の温度収縮は少ないのですが、塗膜の防水機能が切れ、水分を含んだ状態だと

水分によって大きく収縮します。

また、棟部分等は金属製で、釘止めされていることが多く、釘抜けの可能性があります。

 

 

外壁でも同じ現象が起きます。防水機能が切れ水分を含んだ外壁は同じく温度によって収縮し、ひび割れ、反りがおきます。

中には凍害といって、中の水分が凍ることで膨張、爆裂し、大きく欠けてしまうことも、、、

 

 

冬場は凍害が多く、春の雪解けとともに欠けや浮きが顔をだします。

春になって家がぼろぼろになっていたら、、、

何事かと思ってしまいますね。

 

釘抜けに関しては、新しく抜けづらいスクリューの付いた釘にする等で対応を行います。

表面温度の上昇を抑える遮熱塗料も充実してきており、こちらの塗布で収縮をある程度抑えることが出来ます。

表面の塗膜を一新することで、耐水性も復活させることが出来ます。

 

水分を浸入させないことが一番の住宅を長持ちさせる秘訣です。

塗装で出来る対策、釘等のメンテナンスによる対策。

やるとやらないでは大違いですね。

 

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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 リーダー

桑島淳

所有資格:

  • 2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)
  • 外装劣化診断士
  • 2級建設業経理士
  • 石綿作業主任者
  • 建築物石綿含有建材調査者
  • 日商簿記2級
  • ITパスポート