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【郡山市】屋根外壁塗装 トタン屋根 金属屋根(遠藤)

スタッフブログ 2019.01.23 (Wed) 更新

こんにちは。郡山塗装の遠藤です。

先日、現場調査させて頂いたお宅が、トタン屋根でしたので今回はトタンについて書きます。

よくトタンという言葉は耳にしますが、亜鉛メッキ鋼板の事を通称トタンと呼んでいます。

屋根材や外壁材、水切り等の住宅建材以外にも自動車や家電製品等、幅広く使用されている金属です。

亜鉛メッキ鋼板は表面の亜鉛メッキが空気と接触すると亜鉛分が徐々に腐食され鋼板の錆の発生を遅らせるようになっています。

また、一般に亜鉛の錆は白いので「白錆」と言われます。

亜鉛メッキ鋼板は鋼材に電気防食作用を与える働があるのも特長の一つです。

電気防食作用とは、亜鉛から後半に流れる電流が防食作用となり、薄い亜鉛メッキ鋼板の切断面がメッキされないで露出していても錆が出ません。

しかし、鋼板の厚みが厚い場合は電流密度が小さくなるので防食作用は少なくなり、錆が発生してしまいます。

そんなトタン屋根ですが、以下のような状態が出たら塗装のタイミングと覚えておきましょう。

【変色・退色】

色が変わってきたりツヤがなくなってきたりしたら、塗装に含まれる樹脂が劣化したサインです。ひどくなるとサビが出てきて、見た目にもよくありません。変色・退色が進むと素地そのものも傷んでしまうため、早めに塗装をおこなうことが大切です。

【チョーキング】

紫外線や雨風、気温などの自然環境によって塗料の樹脂が劣化すると、塗料に含まれる顔料がチョークの粉のように変化してしまうことを「チョーキング」といいます。金属屋根に起こりやすく、放置すると塗膜が著しく劣化してしまうため、見逃さないように注意しましょう。

【塗膜の膨張・剥離】

熱くなりすぎたり、冷えすぎたりしてトタンの素地が収縮してしまうと塗料が膨張したり、剥がれたりしてしまいます。これは塗膜がまったく機能していない状態なので、放置すると屋根の腐食や雨漏りにつながります。早急に塗装をおこないましょう。

【コケ・カビの発生】

そもそも金属屋根にコケやカビは出にくいものですが、屋根の近くに植栽物がある場合、あるいは屋根にほこりや砂がたまっている場合に発生することがあります。コケやカビは塗膜の劣化を早めてしまうため、すぐに塗装しましょう。

まずはプロにしっかり状態を診てもらう必要がありますので、少しでも気になりましたらお気軽にお問合せ下さい。

ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 宇都宮支店長

遠藤卓弥

所有資格:

  • ・2級建築施工管理技士(建築)
  • ・外壁劣化診断士