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【郡山市】屋根診断の重要性(郷右近)

スタッフブログ 2019.02.27 (Wed) 更新

皆様、こんにちは。

郡山塗装の郷右近です。

 

もうすぐ塗装シーズンがやってきます。

だんだん暖かくなってきて、春の訪れを感じますね。

 

さて、最近屋根外壁の診断にお伺いしたお客様からこんな話を聞きました。

屋根塗装を検討していた際、「まだ塗装で大丈夫ですよ。」と言われたそうです。

お客様からしたら張替やカバーではなく、塗装でまだメンテナンスができるというのは

喜ばしいことかもしれません。

ですが、その業者さんは屋根にも上がらずそういったそうなのです。

 

屋根の状態を見ずに塗装で間に合うのかどうか判断するのは不可能です。

塗装で大丈夫だったとしても、屋根の状態によっては通常3回塗りの工程が

4工程に増えたりする場合もあるのです。

さらに、屋根の塗装が色褪せたりしていなくとも塗装ではなく屋根の重ね張り(カバー工法)が

必要になる場合もあります。

今回屋根外壁の診断をさせて頂いたお家では、前回塗装の際、スレート瓦の塗装で必須となる縁切りが

されておらず、瓦の重なり合う箇所が塗料で埋まっており、全く隙間のない状態でした。

この状態を放置するといつ雨漏りしてもおかしくない状態です。

どんなに良い塗料を上から塗ったところで漏水の危険が常に付きまとう仕上がりになってしまいます。

タスペーサーの挿入も困難のため屋根のカバー工法を提案させて頂きました。

 

お客様からすれば安くすむわけですから「塗装で大丈夫です。」と言われれば、

そちらでメンテナンスをしたくなると思います。私も安く済むのであればそちらが良いです。

 

ですが安く済ませた結果、数年で雨漏りしてしまうというケースが非常に多いのがこの業界です。

メンテナンスをされる際はしっかりとした知識のある業者に依頼し、かけるべきところでは

しっかりお金をかけて建物を治してあげましょう。