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郡山市の外壁塗装の相場を実際の施工実績をもとに塗装の専門家が解説!(桑島)

塗装豆知識外壁塗装のご相談 2023.01.10 (Tue) 更新

屋根塗装施工風景の写真です。

今回のブログでは郡山市、本宮市、田村郡の外壁塗装相場についてご紹介致します。

塗装という商品は購入頻度が10数年に1度であるため「相場」に関して詳しい方はほぼいらっしゃらないかと思います。

ですので、弊社の過去の施工実績から郡山市、本宮市、田村郡の外壁塗装の相場を参考としてお伝えさせていただきます!

【目次】

はじめに
郡山市、本宮市、田村郡の外壁塗装の相場について解説

①30坪の外壁塗装の相場

②45坪の外壁塗装の相場

外壁塗装の費用には、お家の劣化状況により+αの費用がかかる

①モルタルのひび割れ

②サイディングの劣化

③苔・藻の繁殖

「外壁塗装に費用をかけたくないから安いところに頼む」は失敗するかもしれません!
安心・お得に塗装工事を行うために重要なポイント
さいごに

1.はじめに

外壁塗装や屋根塗装はお家を持っている方であれば必ず行わなければならない大切なメンテナンスです。

ただ、いくら大切なメンテナンスといっても”どれくらいの費用がかかるのか?”というのは気になる要素かと思います。

事実として、弊社にお問い合わせいただいたお客様から頂く質問として

郡山市、本宮市、田村郡での塗装の相場はどれくらい?」

というご質問を多くいただきます。

 

そこで、今回のブログでは郡山市、本宮市、田村郡の塗装相場を実際に解説致します。

しかし、塗装相場と一言にいってもそれは塗料お家の大きさお家の形など複数の要因によって決定されるものです。

ですから、お家1棟〇〇万円と表現することが非常に難しいです。

 

今回ご紹介する郡山市、本宮市、田村郡の塗装相場はあくまで参考価格として認識いただけますと幸いです。

詳しい相場を知りたい場合は地域の塗装屋さんに見積作成依頼を行いましょう!

 

【郡山塗装でも見積提出依頼を受け付けております。

カンタン1分でお申込みができますので気になる方はぜひチェックしてみてください!】

郡山塗装社屋の写真です

それでは、本題に入ってまいります!

 

2.郡山市、本宮市、田村郡の外壁塗装の相場について解説

外壁塗装の相場は概算であれば大きく分けて2つの要素によってある程度把握することができます。

1つ目が坪数です

そのお家が何坪のお家なのかによって塗布面積(窓やドアを抜いた塗料を実際に塗る面積)はおおよそわかります。

しかし、窓が多いお家、少ないお家、バルコニーがあるお家、ないお家などによって塗装面積は変わります。

2つ目が塗料です。

塗料は耐久性や性能によって種類がさまざまです。あまりなじみがないかもしれませんが10年も持たない塗料もあれば

20年以上持つといわれている塗料もあります。そして、ほとんどの場合耐久性が長ければ長いほど金額も高額になっていきます。

 

下記では、坪数・塗料別に相場を解説してまいります。

弊社の過去の施工実績から見ると郡山市、本宮市、田村郡の場合は38坪で、遮熱塗料を使用される方が多いです。

屋根が一種類ではなく、二階と一階で建材が違うという特徴を持つお家がある場合も多いです。

塗料に関しては夏を少しでも快適にすごしたいというお客様の御用が多いため、太陽光を反射し、室内の温度上昇を防いでくれる遮熱の塗料が多く選ばれております。

 

弊社の郡山市、本宮市、田村郡での施工実績は下記よりご確認いただけます!

郡山塗装の施工事例ページはこちらからcheck!

それでは本題の郡山市、本宮市、田村郡の坪数・塗料別の相場を解説してまいります!

 

①30坪の外壁塗装の相場

およそ30坪の住宅の写真です

※30坪(塗布面積100㎡の場合)

【高品質シリコン塗装 (7~10年)】

仮設足場 + 外壁塗装 598,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 798,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 989,000円

【超低汚染シリコン塗装 (10~15年)】

仮設足場 + 外壁塗装 648,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 848,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 1,039,000円

【高耐久無機フッ素ハイブリッド塗装 (15~20年)】

仮設足場 + 外壁塗装 698,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 898,000円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 1,089,000円

 

②45坪の外壁塗装の相場

およそ45坪の住宅の写真です。

※45坪(塗布面積160㎡の場合)

【高品質シリコン塗装 (7~10年)】

仮設足場 + 外壁塗装 956,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 1,276,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 1,582,400円

【超低汚染シリコン塗装 (10~15年)】

仮設足場 + 外壁塗装 1,036,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 1,356,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 1,662,400円

【高耐久無機フッ素ハイブリッド塗装 (15~20年)】

仮設足場 + 外壁塗装 1,116,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング 1,436,800円
仮設足場 + 外壁塗装 + シーリング + 付帯部塗装 1,742,400円

 

外壁塗装の費用には、お家の劣化状況により+αの費用がかかる

上記で坪別・塗料別の相場を解説いたしました。しかし、あくまで参考価格です。

というのも同じ坪数・同じ塗料を使ったとしてもお家の劣化状況は大きく異なるためです。

例えば、日当たりの悪いところにあるお家はコケが生えやすくなりますし、

海に近いお家は塩害により外壁材の劣化が進行している場合もあります。

このようなケースでは、通常の塗装だけではなく+αの補修工事が必要になる場合があります。

このような場合は費用がさらにかかってしまうということになります。

 

ですので、外壁塗装のトータルコストを1番安く済ませようと思うと

定期的にメンテナンスをし続けて、大きな劣化が出る前にお家を塗装する

ということが最も重要です。

 

ここでは+αの工事が必要となる可能性がある劣化状況についても解説致します。

 

①モルタルのひび割れ

モルタル外壁で一番件数の多い劣化症状が、「ひび割れ」です。

福島県では近年大型の地震が頻発しております。モルタル外壁は他の外壁材に比べて地震などの外力を受け流す機能が弱く、窓周りなどにひび割れが起きやすいことが特徴です。

ひび割れの最初はヘアークラックを呼ばれる0.3㎜以下のひび割れが入ることがほとんどですが、そこから雨水が浸入することで徐々に大きくなっていきます。

大きく、そして奥深くまで成長したひび割れにより周りの外壁との繋がりを断ち、最終的にはひび割れに沿って外壁が崩れてしまうこともあるので、放置するのは非常に危険です。

 

補修前のひび割れ 防水材をひび割れに充填模様上げ塗装

上塗り

(1)ひび割れを専用の防水材で埋め、塗装で模様を付けることできれいにひび割れの後をぼかすことができました。

+αの費用としては合計で10万円ほどかかりました。

 

補修前のALC欠損欠損を左官により補修補修跡をぼかすため模様立て

上塗り塗装

(2)こちらはモルタルではなくALC(軽量気泡コンクリート)という外壁材ですが、モルタル同様にひび割れの起きやすい外壁材です。

こちらの物件ではひび割れが進行して欠損するまでに至っています。ここまで劣化症状が進行している場合は、

左官作業により下地を作った上で特殊なローラーで元の模様に近く復旧します。欠損跡が目立たず施工することができました。

アパートで面積が大きかったため、+αの費用としては25万円ほどかかりました。

 

②サイディングの劣化

近年住宅外壁の主流となっている窯業系サイディングボードですが、これは一言で言ってしまうとセメント質の板です。

セメント自体は水を吸ってしまうので塗装により保護をする必要があります。

塗装が劣化すると防水制が低下し、雨水が浸入することで、表面の塗装の剥離やひび割れ、凍害による欠損などの様々な劣化を引き起こします。

また、外壁の継ぎ目である目地部分やサッシ周りなどにはシーリング材と呼ばれる防水材が施工されています。

これが劣化することでも雨水が浸透してしまうため、サイディング本体だけでなくシーリング材の劣化状況にも注意が必要です。

 

劣化により反り上がっているサイディング ビス固定で反りを抑える 上塗り塗装

(1)劣化したシーリング材が断裂し、外壁との間に隙間ができたことで、サイディング外壁に反りが生じています。

雨水が外壁の側面に吸収され、湿気と乾燥を繰り返したためです。反りは張り替えるか上から押さえつけるかでしか直せないため、

大工さんと共同で再固定作業を行いました。劣化したシーリングも交換し、塗装で仕上げることで雨水の侵入はなくなりました。

+αの費用として、7万円ほどかかりました。

 

地震によりひび割れが起きたサイディング 補修材を充填する 補修材をへらでならす

下塗り塗装 上塗り塗装

(2)地震の影響で、ひび割れが入ってしまったサイディング外壁です。

モルタルひび割れの補修と同様に、補修材を刷り込んだうえで、表面を目立たないようぼかします。

塗装することできれいな緑色の外壁に生まれ変わりました。

+αの費用として5万円ほどかかりました。

 

③苔・藻の繁殖

特にスレート屋根に多く見られる劣化症状です。

スレート屋根は別名コロニアルやカラーベストとも呼ばれる屋根材で、施工性や耐震性、コストパフォーマンスの良さから郡山市でも人気の建材です。

こちらもセメントが85%と主成分として使用されています。表面の防水性が低下し、湿気を帯びるようになると表面に苔や藻が発生してしまいます。

これが非常に厄介で美観を損なうだけでなく、根から根酸という酸を放出しています。

セメントの強度の理由の一つに強いアルカリ性であることが挙げられますが、根酸と中和反応を起こすことで脆弱化し、劣化を早める原因となってしまうのです。

 

表面塗装が剥がれ、苔が大量に発生しているスレート屋根洗浄後のスレート屋根、表面が真っ白下塗り塗装、2回行います。

美しく光沢のある上塗り

(1)スレート瓦表面の、黄色く見える部分はすべて苔が生えている箇所です。

洗浄を行ったことで、表面のコケや脆弱な塗膜が除去され、黒かったはずの屋根が真っ白になりました。

劣化が進行しており、通常の工程では品質を保持できないことから、下塗りの工程を1度増やし下塗り塗料は2回塗布しました。

瓦に吸い込まれず、表面に塗装の膜をきちんと形成することができました。

+αの費用として11万円ほどかかりました。

 

苔でまっ黄色に染まっているスレート屋根 トルネード洗浄により苔を除去する 下塗り塗装

中塗り塗装 上塗り後の美しい屋根

(2)こちらも同様のスレート瓦屋根です。洗浄ではトルネードノズルと呼ばれる強力なノズルに交換して洗浄を行い、苔を一掃しました。

ほかに苔を除去する方法として、バイオ高圧洗浄というものがありますが、当社ではあまりおすすめしておりません。

バイオ高圧洗浄は行ってしまうと漂白剤で、飛散すると周囲の樹木を枯らしてしまう恐れがあるためです。

きっちりと落とした上に塗装の施工を行いました。こちらも下塗りの回数を2回にしたため、

+αの費用として9万円ほどかかりました。

 

「外壁塗装に費用をかけたくないから安いところに頼む」は失敗するかもしれません!

塗装工事は非常に高額な費用がかかってしまいます。そして、塗装の知識を豊富に持っている一般の方はあまりいらっしゃらないため、相見積もりの際に意識が向くのが価格です。

ですので、相見積もりをした会社の中で1番安い会社に決めようとするお客様もいらっしゃいます。

しかし、「価格」だけで業者を選ぶのは本当にオススメしません。なぜなら、安さには必ず理由があるからです。

塗装屋さんもビジネスとして塗装業を営んでいるため極端に安いということには何か裏がある可能性があります。

もちろん、安く塗装工事ができるのは魅力的ですが、大切な住まいの事ですから騙されない為にも慎重に考えましょう。

 

安さの理由には大きく分けて3つがあります

①人件費削減

これは塗装工事に限らずどんな工事、どんな仕事にも当てはまることだと思います。

人件費を削減することで安く工事をできるのは当たり前ですが、それが企業努力や施工具の改良による効率化を飛び越え、

工事の品質に影響するレベルになってしまうと危険です。はっきり「手抜きをしている」と言ってしまっても良いかもしれません。

 

②塗り回数を減らす、基準塗布量を守らない

見積もりを取ると塗料のパンフレットも一緒に業者さんから貰うと思いますが、こちらに「塗り回数」や「塗布量」が記載されています。

塗料は既定の回数塗ることで基準の塗布量が施工できるよう設計されています。塗布量が足りないと性能を発揮できず、

「10年持つ!」と言われていた塗料が5年でひどく色あせした…といった結果になってしまうこともあります。

 

③施工後のアフターフォローをはじめとした管理体制がない

工事業者にとっては塗装工事して終わりですが、施主・お客様にとっては塗装工事して始まりなのです

。ここを軽視している業者ですと、工事自体もとりあえず終わればいいという考えで手抜き工事につながりますし、

もちろん何かトラブルがあった場合も対応はしてくれず、最終的には泣き寝入りするしかない状況に陥ります。

 

安心・お得に塗装工事を行うために重要なポイント

いろいろ書きましたが、

「やっぱり費用は抑えたい、、、」

「だけれども安心できる会社に頼みたい、、、」

という気持ちはどのお客様も持たれているかと思います。ですので、最後に安心・お得に塗装工事を行う際のコツをおつたえさせていただきます。

 

①自社職人を抱えている地域密着の塗装専門店に工事を依頼する

よく「下請け任せ」という言葉を耳にしますが、自社できちんと職人を雇っている会社に依頼すれば、下請け任せの仕事を防ぐことができます。自社の職人なのでマージンが発生せず費用を抑えることにも繋がります。

また、塗装職人には塗装技能士という国家資格がありますので、これを取得している職人かということも確認を忘れないでください。

 

②塗装専門店が開催しているキャンペーン時期に工事を依頼する

チラシが折り込まれていたり、テレビやラジオでCMを流していたりするような業者ですと、定期的にキャンペーンを行っているような業者がほとんどです。キャンペーンはもちろん集客のために行いますので、お得で魅力的な特典が付いてくることでしょう。この特典を利用して、費用を抑えて工事を行うことができます。

 

③リフォームローンを活用して月々の支払いを少なくする。

塗装工事はやはり100~200万円の金額がかかってしまう場合が多いです。

「住宅ローンの支払いもまだあるのに、そんな大金をどうやって捻出しよう…。」

そんな時はリフォームローンの利用がおすすめです。最近では金利の低いローンも多く、ネットで申し込みが完結する手軽さから利用者が増えています。金額によっては利息の支払いが意外と少なかったりもするので、各社のサイトで一度試算をしてみることをおすすめします。

 

さいごに

外壁塗装は大きな費用が掛かる上、住まいを守る大事なメンテナンスです。

安く工事ができるのは魅力的ですが、それだけで工事を決めることはオススメできません。

何故なら「安さ」には必ず理由があるからです。

 

郡山塗装は激安価格での提供はできませんが、

大切な住まいを守る為、高品質で適正価格の感動を与える塗装をご提供することをお約束致します。

 

塗装工事をお考えの方はぜひ一度弊社にお問い合わせください。

塗装専門の熟練スタッフが対応させていただきます!

 


 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を

積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。

地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。

これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、

誠心誠意対応させていただきます。

■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!

 

 

 

 

■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!

 

 

■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!

ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 リーダー

桑島淳

所有資格:

  • 2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)
  • 外装劣化診断士
  • 2級建設業経理士
  • 石綿作業主任者
  • 建築物石綿含有建材調査者
  • 日商簿記2級
  • ITパスポート