シーリングの劣化と補修方法
今回は、シーリングについてお話させていただきます!
1.シーリングとは?
最初に、シーリングとは外壁と外壁の間の目地の部分やサッシ周りにあるゴムのようなものです。雨水の浸入を防いだり、地震などで大きな揺れ・振動が発生した際に外壁材がひび割れしないための衝撃緩和といった役割があります。
2.劣化症状
次に、シーリングの劣化症状についてです。
劣化症状には、
〇黒ずみ、汚れ
〇ひび割れ
〇痩せ
〇目地からの剥離
〇破断
などが挙げられます。
これらの症状の原因として、可塑剤という揮発性の薬品の寿命があります。可塑剤とは、シーリングに弾力を持たせるための添加剤ですが、紫外線に弱く5年ほどで揮発しシーリングに弾力がなくなることにより様々な劣化へと繋がります。
3.補修方法
シーリングの補修方法には打ち替えと増し打ちの2種類があります
〇打ち替え
古いシーリングを撤去してから、新しいシーリングを充填する工法で目地部分などで行われます。
〇増し打ち
古いシーリングの上から、新しいシーリングを充填する工法で主にサッシ周りなどの開口部で行われます。
サッシ周りを増し打ちにするのは、既存のシーリングを撤去する際にアルミサッシや建物の裏の防水シートを傷つける恐れがあるためです。
4.最後に
シーリングの劣化をそのままにしてしまうと、そこから雨水が浸入し雨漏りや外壁の劣化・破損・柱や断熱材の腐敗といったことに繋がりますので、定期的にメンテナンスを行っていきましょう!
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装
荻須妃彩
所有資格:
- 宅地建物取引士
- 外装劣化診断士
- カラーコーディネーター(adv)