郡山塗装の現場ブログ郡山塗装の活動記録や最新情報をお届けいたします

HOME > 郡山塗装の現場ブログ > 塗装豆知識 > 【DIY初心者必見】木材を塗装する場合のポイント!

【DIY初心者必見】木材を塗装する場合のポイント!

塗装豆知識スタッフブログ 2024.10.10 (Thu) 更新

郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく桑島淳です

 

こんにちは!今回はDIYで木材を塗装する際に押さえておきたい注意点を詳しく解説します。木材塗装はDIY初心者でもチャレンジしやすい作業ですが、仕上がりを美しく、そして長持ちさせるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。この記事では、そのポイントと適切な手順を紹介していきます。

 

1. 木材塗装をする前に:準備が肝心

DIYで木材を塗装する際に限らず、塗装作業を行う上で最も重要なことは「準備」です。塗装作業自体は簡単に見えますが、事前の下準備が不足していると、仕上がりが悪くなり、塗装が長持ちしません。以下のポイントを押さえてしっかりと準備を進めましょう。

木材の表面をサンディングしている写真です

1-1. 木材の表面を整える
まず、塗装前に木材の表面をサンディング(やすりがけ)することが大切です。木材には凹凸や汚れがあり、そのまま塗料を塗ると仕上がりが不均一になります。サンドペーパー(#120〜#180)を使い、滑らかに仕上げることで、塗料が木材に均一に浸透し、きれいな仕上がりになります。

1-2. 塗装する場所を確保
塗装作業を行う際は、換気の良い場所を選びましょう。塗料には化学物質が含まれているため、長時間換気の悪い場所で作業すると体に悪影響を与える可能性があります。屋外または窓のある作業場を選び、可能であれば作業台を設置すると作業効率が上がります。

1-3. 下地処理の重要性
木材によっては下地処理が必要な場合があります。特に屋外で使用する木材には、防腐剤や防水剤を塗ることをおすすめします。下地処理をすることで、木材が湿気や害虫に強くなり、塗装の効果も持続しやすくなります。

 

2. 木材の種類と塗装の相性

木材にはさまざまな種類があり、それぞれの特性に合った塗料を選ぶことが大切です。木材の種類によっては、適切な塗料を使用しないと、塗装が剥がれやすくなったり、塗料がうまく浸透しなかったりします。以下では、代表的な木材と塗料の組み合わせについて解説します。

2-1. パイン材

パイン材の写真出典:フルタニランバー様 https://www.furu-tani.co.jp/blog/column23/

北米系の松の木から作られる木材がパイン材です。パイン材は柔らかく、吸水性が高いため、水性塗料との相性が良いです。吸い込みが良いため、仕上がりも自然な風合いになります。ただし吸水性が良いという事は腐食しやすいという事でもあるので、屋外で使用する場合は、必ず防水性のある塗料を使うか、事前に防腐処理をしてから塗装を行いましょう。

2-2. オーク材

オーク材の写真出典:フルタニランバー様 https://furu-tani.co.jp/blog/column015/

オーク材はナラやミズナラ系の海外産の木材です。オーク材は硬い木材で、耐久性があるため、屋外家具にもよく使われます。この木材には、油性塗料やワックス仕上げが向いており、しっかりとした保護膜を作ることができます。

2-3. 杉材

杉材の写真です出典:フルタニランバー様 https://furu-tani.co.jp/blog/022/

杉材は軽く、加工しやすい木材ですが、風雨に弱いため屋外での使用には適していません。屋内の装飾や家具用としては、自然系のオイル仕上げがおすすめです。

 

3. 塗装の手順と道具の選び方

塗装の手順を守ることで、均一で美しい仕上がりを得ることができます。ここでは、塗装の基本手順と必要な道具について説明します。

3-1. 必要な道具
・サンドペーパー(#120〜#180)
・塗料(木材用)
・防腐剤や防水材(必要な場合)
・ペイントブラシまたはローラー(塗料によって指定される場合があります)
・マスキングテープ(塗らない部分の保護用)
・塗料皿やトレイ
・手袋とマスク
木材塗装の作業をしている写真です

3-2. 塗装手順
1.サンディング:木材の表面をサンドペーパーで滑らかにし、木目に沿ってやすりをかけます。
2.下地処理:防腐剤や防水剤を塗り、必要に応じて乾燥させます。
3.マスキング:塗らない部分をマスキングテープで保護します。
4.塗装1回目:薄く均一に塗料を塗り、ムラができないように注意します。1回目はあまり厚塗りせず、軽く塗るのがポイントです。
5.乾燥:完全に乾かしてから、次のステップに進みます(通常、24時間程度)。
6.2回目の塗装: 1回目の塗装が乾いたら、同じ手順で2回目を塗ります。必要に応じて3回目も行います。

 

4. 木材塗装の失敗を避けるための注意点

塗装の際に起こりがちな失敗を防ぐために、いくつかの注意点を守ることが大切です。以下に、よくある失敗とその対策を紹介します。

DIYする親子の画像です

4-1. ムラができる
ムラができる原因の多くは、塗料の量が多すぎるか、乾燥時間が不足していることです。塗料を薄く均一に塗り、しっかりと乾燥させることを意識しましょう。また、塗る方向は一定にし、木目に沿って動かすとムラができにくくなります。

4-2. 塗料が剥がれる
塗料が剥がれるのは、下地処理が不十分な場合が多いです。湿気を吸ってしまい、その湿気が内部で膨張する事で剥がれが生じます。特に屋外で使用する木材には、防水・防腐処理を行い、塗料が密着しやすい状態にしてから塗装を始めることが重要です。

4-3. 塗りすぎによるひび割れ
厚塗りはひび割れの原因となります。1度に厚く塗らず、何度かに分けて薄く塗ることで、均一で美しい仕上がりが得られます。

 

5. 長持ちさせるためのお手入れ方法

アンティーク調の木製家具のミニチュアです

塗装した木材を長く美しく保つためには、定期的なお手入れが必要です。特に屋外に置かれる木製品や家具は、風雨や紫外線にさらされるため、定期的に塗料の塗り直しやクリーニングを行うことが重要です。

5-1. 再塗装のタイミング
塗装が剥がれたり、色が褪せてきたら再塗装のタイミングです。特に屋外の木材は年に1回程度、表面の状態をチェックし、必要に応じて再塗装を行いましょう。

5-2. 定期的なクリーニング
ほこりや汚れが木材の表面に積もると、塗装の劣化が早まります。柔らかい布やブラシで定期的に清掃し、木材の表面を清潔に保ちましょう。

 

6.まとめ

木材の塗装はDIY初心者でも挑戦しやすい作業ですが、下地処理や塗装手順、そして使用する塗料の選び方など、いくつかのポイントをしっかりと押さえることが成功のカギです。この記事で紹介した注意点を守れば、誰でも美しい仕上がりを実現できます。ぜひ、次回のDIYに役立ててください!

 

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。

地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。

これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。

■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!
詳しくはこちらをクリック!

 

 

 

 

 

 

■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!
詳しくはこちらをクリック!

 

 

 

■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!
詳しくはこちらをクリック!

ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 リーダー

桑島淳

所有資格:

  • ・2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)
  • ・外装劣化診断士
  • ・2級建設業経理士
  • ・石綿作業主任者
  • ・建築物石綿含有建材調査者
  • ・日商簿記2級
  • ・ITパスポート