雪止めの役割と劣化症状
めっきり寒くなり、だんだんと朝起きるのがつらい季節になってきましたね。
車のフロントや道路が凍っていて、家を早く出ないといけないのに起きる時間はだんだん遅く、、、
日々葛藤しながら気合を入れて起床しています。
これから雪が本格的に降るようになったらと思うと恐ろしいです⛄
今回は、そんな雪が降る季節に大事な役割を果たす雪止めについてお話させていただきます!
⒈雪止めとは?
雪止めとは屋根に設置されている部材で、
その名の通り屋根に積もった雪が一気に落下するのを防止してくれます。
豪雪地帯では「雪下ろし」と言われる屋根から雪を下ろす作業の邪魔になったり、
雪が降り積もることで逆に屋根の破損に繋がる可能性があるため設置されない住宅もあります。
しかし、豪雪地帯以外では様々なトラブルを防いでくれる重要な役割を果たしています。
⒉雪止めの役割
では一体、雪止めがなかったらどのようなことが起こってしまうのでしょうか。
①落雪による破損・人身事故
はじめに、破損や人身事故についてです。
落雪により屋根の下に置いてある物や車が破損したり、
雪かきなどの作業をしている時に雪が当たって怪我といった事故に繋がる可能性があります。
②近隣トラブル
また、近隣住宅や敷地と距離が近い場合には近隣トラブルにも注意が必要です。
近隣に雪が落下し、車や物の破損、人に怪我をさせてしまったら、
修理費や治療費を請求されるかもしれません。
③雨樋の破損
最後は雨樋の破損についてです。
雨樋は雨風の刺激に耐えられるように設計されていますが、
雪の重みで破損する場合もあります。破損した部分は修理費用がかかりますし、
修理せずそのまま放置すると外壁の汚れや地面のえぐれに繋がります。
このように、雪止めがないと様々な問題が発生する可能性があります。
問題を事前に防ぎ、快適に生活するために雪止めは大きな役割を果たしてくれているのです。
⒊劣化症状
続いて、雪止めの劣化症状についてです。
①錆
雪止めは金属製品のため、経年劣化により錆が発生する可能性があります。
美観性を損なうだけではなく、特に金属屋根では雪止めに発生した錆が「もらい錆」という形で
正常な金属部分にも広がるリスクがありますので注意が必要です。
②変形
また、強風などの影響により雪止めが変形してしまうこともあります。
雪止めが曲がったり歪んでしまうと屋根から落ちようとする雪の量をコントロールできず、
落雪が発生してしまいます。そのため、雪止めが変形した場合は必ず交換工事が必要です。
⒋まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は雪止めの役割と劣化症状についてお話させていただきました。
何かご不明点等ございましたらお気軽にお問合わせください!
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装
荻須妃彩
所有資格:
- 宅地建物取引士
- 外装劣化診断士
- カラーコーディネーター(adv)