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下塗り・中塗り・上塗りの役割とは?住宅塗装を長持ちさせるために大切な3つの工程

スタッフブログ 2025.09.08 (Mon) 更新

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただきます安田です!

 

住宅の外壁や屋根の塗装を検討されている方の中には、「塗装工事って本当に必要?」「どうして3回も塗るの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、住宅塗装の基本は「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3つの工程を重ねることにあります。
一見すると「ただ色を塗り重ねているだけ」に思えるかもしれませんが、それぞれにはしっかりとした役割があり、この工程をきちんと行うことで、仕上がりの美しさだけでなく塗膜の耐久性や防水性も大きく変わってきます。

今回は、この3つの工程について、それぞれの役割や重要性をわかりやすくご紹介いたします!

1. 下塗りの役割 〜塗装の土台をつくる〜

まず最初に行うのが「下塗り」です。
下塗りは、塗装の仕上がりを左右する“基礎づくり”のような工程です。

下塗りの主な役割

  • 密着性を高める
     外壁材や屋根材と仕上げ塗料(中塗り・上塗り)との間に“接着剤”のような役割を果たします。下塗りがしっかりされていないと、せっかく塗った塗膜が早く剥がれてしまう原因になります。

  • 下地の吸い込み止め
     外壁材の種類によっては、そのまま仕上げ塗料を塗ると塗料を吸い込んでしまい、色ムラや艶ムラが出やすくなります。下塗りを施すことで表面を整え、塗料の吸い込みを防ぎます。

  • 下地の補強・防錆効果
     モルタルやコンクリート外壁の場合はひび割れを補修した部分を保護し、金属部分の場合は錆止め効果のある下塗り材を使用して、長持ちさせることができます。

つまり下塗りは、仕上げの美しさと耐久性を支える“縁の下の力持ち”といえる存在です。

2. 中塗りの役割 〜塗膜に厚みをもたせる〜

下塗りが終わった後に行うのが「中塗り」です。
この工程は、お客様から見ると「上塗りと同じ色を塗っているだけ」のように見えるかもしれません。ですが、中塗りにはしっかりとした意味があります。

中塗りの主な役割

  • 塗膜の厚みを確保する
     外壁や屋根をしっかりと守るためには、塗膜の厚みが欠かせません。下塗りと上塗りだけでは十分な厚みを確保できないため、中塗りを行うことで均一で強い塗膜をつくります。

  • 仕上げ塗装のムラを防ぐ
     いきなり上塗りだけをすると、どうしてもムラが出やすくなります。中塗りをすることで下地を整え、上塗りがきれいに発色するようにサポートします。

  • 塗膜性能の向上
     遮熱塗料やフッ素塗料などの高機能塗料を使用する場合、中塗りも同じ塗料で行います。これにより、遮熱性や防汚性といった性能をしっかりと発揮できるのです。

中塗りは、下塗りで作った“土台”の上にさらに“強さと安定感”を積み上げる役割を果たします。

3. 上塗りの役割 〜美しさと耐久性を仕上げる〜

最後に行うのが「上塗り」です。
これは文字通り、外から見える仕上げの層となる部分で、色や艶を決める重要な工程です。

上塗りの主な役割

  • 美観を整える
     外壁の色や艶は上塗りで決まります。お住まいの第一印象を左右する大切なポイントです。

  • 耐候性・防水性を高める
     紫外線や雨風から住まいを守る“最後のバリア”となります。上塗りをきちんと行うことで、外壁材や屋根材の劣化を防ぎ、長持ちさせることができます。

  • 汚れやカビの防止
     最近の塗料には、防カビ性・防藻性やセルフクリーニング機能が備わったものもあります。上塗りがきちんと施工されていることで、汚れが付きにくく、美しい外観を長期間保てるのです。

上塗りは“お化粧”のような役割を持ちながら、同時に“鎧”としてお住まいを守る大切な役割も担っています。

4. 3回塗りが基本とされる理由

「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程をきちんと行うことで、塗膜は初めて本来の性能を発揮します。

例えば、「2回塗りで十分では?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、下塗りを省けば塗膜が密着せず早期に剥がれてしまいますし、中塗りを省けば塗膜の厚みが足りず、耐久年数が大きく落ちてしまいます。

一見すると工期を短くでき、コストも下がるように見えるかもしれませんが、結果的には塗装の寿命が短くなり、再塗装の時期も早まってしまいます。
長い目で見れば、しっかりと3回塗りを行った方が費用対効果は高くなるのです。

5. まとめ

住宅塗装における「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程は、どれも欠かせない大切な役割を持っています。

  • 下塗りは土台をつくり、密着性や耐久性を高める。

  • 中塗りは塗膜に厚みを持たせ、上塗りの仕上がりをサポートする。

  • 上塗りは美観を整えると同時に、紫外線や雨風からお住まいを守る。

この3つの工程がそろって初めて、塗装は本来の性能を発揮し、皆さまの大切なお住まいを長く守ることができるのです。

私たち塗装店では、ただ「塗る」だけではなく、お住まい一軒一軒に合わせて最適な下塗り材・塗料を選び、正しい工程で丁寧に施工いたします。
「どうせ塗るなら、長持ちして安心できる塗装を」——その想いで、日々取り組んでおります。

もし「塗装工事についてもっと詳しく知りたい」「自宅の状態を見てもらいたい」という方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
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