【いわき市】ALCの塗装について(郷右近)外壁塗装、屋根塗装|いわき市、須賀川市、二本松市、本宮市の外壁塗装&屋根リフォーム&サイディング&雨もり防水専門店郡山塗装、適正価格で評判の見積もりを実現
皆さんこんにちは。福島の外壁塗装&屋根専門店の郡山塗装の郷右近です。
もうすぐ連休です。連休は大事です。しっかり休みましょう。
さて皆さんはALCという建材をご存知でしょうか?
ALCとは軽量気泡コンクリートと呼ばれる建材です。
1920年代にスウェーデンで開発された輸入建材で、へーベルハウスの建物で多く使用されているものになります。
ALCは内部に無数の細かな気泡が形成されており、全容積の80%は空隙部分となっております。
そのためALCは水に浮くほど軽量で、耐震性、保温性、遮音性、耐火性に優れています。
簡単に言うとALCで建てられた建物は、静かで温かく燃えにくいといった優れた建物です。
しかし、良いところばかりではありません。
どんな建材も良いところ、悪いところがあるのです。
ALCの欠点は吸水性が非常に高いことがあげられます。
建物はお水が浸入すると急速に劣化が進みます。
建物を守るということはお水から守るということです。
建物の防水性を保つために塗装が必要になるのです。
ALCは一度、雨水が浸入すると、内部の気泡を通り、
建物全面に雨水が回ってしまう建材です。
吸水性が高いため他の建材よりも細目に塗装を行い、
メンテナンスをする必要があります。
ひび割れやシーリングの亀裂などは、どんな建物でも注意しなければ
ならないものですが、ALCの場合は特に注意が必要です。
細かなひび割れや亀裂を放置すると、塗膜の剥離や膨れが発生します。
建物内部でも湿気っぽくなり、断熱材が痩せたり、壁の中でカビが発生したりします。
ALCは塗り替え等のメンテナンスをしっかり行えば、非常優れた建物ですので
定期的に診断をして、建物を長くもたせましょう。