福島:【モルタルとは?特徴を徹底解説!】(小針)|外壁塗装・屋根リフォーム専門店 郡山塗装
郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!
いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます!
昔と今を比べると、日本の街並は大きな変化を遂げています。
都市部に行くと高層ビルや高層マンションなどが増え、
スマートな建物が日本の風潮を大きく変えたともいえるでしょう。
住宅街も同じことがいえます。
昔の住宅は、和風住宅が多かったのに対し、
1970年頃になると、洋風の住宅が増えました。
そして、当時流行っていた外壁が「モルタル」です。
今回は、モルタル外壁についてや特徴など
徹底解説していきます。
目次
目次
1.モルタルとは?
2.モルタル外壁の特徴
2-1.モルタル外壁の構造
2-2.モルタル外壁のデザイン
3.モルタル外壁のメリット
4.まとめ
1.モルタル外壁とは?
1970年頃、モルタル外壁が普及した理由として、洋風の建物が増えたこと以外に、
当時、震災や戦災が多かったことから、火災が頻繁にあり、昭和25年に建築基準法という法律が立ちました。
第六十一条、木造建築物等を除くといった外壁は防火仕様にすると求められ、火に強いとされる「モルタル外壁」が一斉に広まり大盛況を迎えました。
改めて、モルタルの材質には、どのような特徴があるのでしょうか。
2.モルタルの特徴
セメントと砂(細骨材)を1:3の割合で水と練り混ぜ合わせたものになります。
【セメント】 + 【砂】 + 【水】
ただセメントに比べ、強度は少し劣りますが、柔軟性が高く、耐火性もあります。
最近では、「防水セメント」といった、防水性のあるモルタルもあるそうです。
2-1.モルタル外壁の構造
モルタル外壁の構造は、何層にも重なってできています。
内側から
①透湿防水シート
②※1通気胴縁
③※2ラス下地板
④防水紙
⑤ラス胴
⑥モルタル
⑦補強ネット
⑧仕上げ材
※1 通気胴縁とは、断熱材(内側)と外装材(外側)の間に通気層を作るために取り付けられる木材のことです。
※2 ラスとは、金属製の網のことです。これがあることで垂直の壁に対して、モルタルが密着のしやすくなり厚さを確保することが出来ます。
2-2.モルタル外壁のデザイン
モルタルは、ペースト状に出来ていることから
自由にデザインはしやすいこと仕上げ材の種類が豊富です。
外壁には、モルタルの他にサイディングという外壁材があり目地がありますが、モルタルには目地の切れ目がなく、綺麗にデザインすることが出来ます。
3.モルタル外壁のメリット
モルタル外壁には、「昔の外壁材」「地震に弱い」というイメージが定着しつつあります。
ここでは、正しい情報をもとにメリットを挙げていきます。
①有毒ガスが発生しない
昭和の時代には、関東大震災や空襲で木造建築が多く燃えてしまいました。
そこで、原料が「セメント」「砂」「水」の不燃性のモルタルと使うことで、万が一火災があっても、有毒ガスを発生することはありません。
②破損しにくい
「台風」「竜巻」の自然災害により飛来物が建物に衝突したとしても、そう簡単に破損ることはありません。
③バリエーションが豊富
モルタルと聞くと、コンクリートのような「灰色」のイメージを持たれがちですが、
最近ですと灰色の他にグリーンやベージュなど様々な色を使うことが出来ます。
また、模様付けにも「リシン仕上げ」「スタッコ仕上げ」「吹き付け仕上げ」「左官仕上げ」の4種類があります。
4.まとめ
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
私は特に、モルタルに4種類の仕上げがあり、職人の技が込められていると思うと感動してしまいました。
簡潔ではありましたが、モルタルの魅力が伝っていればと思います。
次回のブログでまた会いましょう!
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装 営業アシスタント
長沢幸菜
所有資格:
- 情報処理検定2級、珠算電卓検定2級、カラーコーディネーター(スタンダードクラス)、外装劣化診断士