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福島:【錆止め塗料の効果とは?】(小針)|外壁塗装・屋根リフォーム専門店 郡山塗装

 

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく小針です!

 

本日は「錆止め塗料の効果」についてお話させて頂きます。

ぜひ最後までご覧ください!

 

皆さんは、錆止め塗料の効果がどれほどのものか知っていますか?

錆止め塗料が効果を発揮するためには、塗る前に秘密があります。

 

それは、素材にあった錆止め塗料であるかどうかです!

 

この記事では、錆止め塗料にはどんな効果があるのか、

効果を発揮するためのポイントについて解説いたします!

 

 

錆止めの効果とは

 

錆止め塗料の効果を発揮するために

必要な作業がケレンという作業です。

 

そもそもケレンとは

錆止め塗料を塗る素地の錆や汚れを削り落とし、

表面に意図的に傷をつけて塗料の密着度を上げる作業です。

 

素地の調整を怠り錆が残ったままでは、錆の進行を抑えることはできず、

どんなに高性能な錆止め塗料を塗っても効果は発揮されません。

 

 

最近の錆止めは、変性エポキシ樹脂系のものが高性能でよく使われます。

しかし、エポキシ樹脂系は、紫外線に弱いので仕上げ材として屋外の建物に塗るには向いていません。

ですから、耐候性の良い塗料を上塗りするのが一般的です。

 

例外としてあるのが、工具が入らない部位や騒音が出せないなどの理由から、

十分なケレンができない箇所には、錆の成長を止める塗料を塗る場合があります。

一般的に錆止め塗料を塗る場合は、ケレン作業で銅面が露出するまで研磨する必要がありますが、ケレン不要で塗れて、防食ができる塗料も開発されています。

 

 

錆止め塗料を塗れる箇所

錆止めを塗れる箇所は、素材が鉄である金属屋根・鉄鋼構造物・階段の手すり、また亜鉛鉄板、アルミニウムにも塗ることができます。

 

 

錆止めを塗るタイミング

一般的な合成樹脂塗料で塗った鉄部は、屋外で3~4年、屋内5~6年で

光沢がなくなり、チョーキングという現象が現れ、

その後錆が発生してきます。

 

錆が進行すると腐食して危険ですので、症状が現れたら早めに塗り替えと錆止めを行うことが長持ちさせるポイントです。

 

最適な錆止め塗料の選び方

ここまで錆止め塗料を紹介してきましたが、種類が多く、どれを選択すればよいのかわからない方もいるかもしれません。

 

実は、、、

錆止め塗料は素地の状態や塗る場所などによっても適切なものが異なり、

一概にどれがよいかは言えません。

 

ですので、例として樹脂、溶剤の種類から、鉄部の錆止めによく使用されるケースについて説明いたします。

 

まず、溶剤の種類は弱溶剤が多いです。

 

溶剤とは、塗料は強溶剤・弱溶剤、水性の3種類があります。

・シンナーを混ぜて希釈して使用するものを溶剤系塗料

・水で希釈して使用する塗料を水性塗料

 

溶剤系の中にはさらに強溶剤と弱溶剤に分類されます。

・溶解力の強い

→ラッカーシンナー、エポキシシンナー、ウレタンシンナーなどを強溶剤

 

・溶解力の弱い

→塗料用シンナーを弱溶剤

 

一般的には強溶剤、弱溶剤、水性の順に耐久性が高いです。

ですが、最近だと技術の進化により弱溶剤、水性塗料も耐久性は上がってきています。

 

 

強溶剤

密着性・耐候性・耐久性 ◎

【特徴】

臭いが強い。

旧塗膜を溶かしたり、剥がす可能性がある。

アルミや鋼などに対しては密着力がある。

 

弱溶剤

密着性・耐候性・耐久性 〇

【特徴】

強溶剤よりも臭いは少ない。

性能が上がり、旧塗膜の上からでも塗れる。

 

水性

密着性・耐候性・耐久性 △

【特徴】

臭いが少なく、環境にやさしい。

溶剤系よりも耐久性は劣るが、最近だと進化して性能も溶剤系塗料に近づいている。

 

 

錆止め塗料の塗り方と注意点

①下地調整(ケレン作業)

古い塗膜や汚れ・錆びを皮スキやワイヤーブラシ、サンドペーパーなどで擦り落とします。

塗料の密着をよくするために錆びていない場合でもケレン作業は行ってください。

 

ケレン作業は大変時間のかかる作業ですが、

錆止めの効果を発揮させるために一番大切な作業です。

 

②マスキング

塗らないところに養生シートを使ってマスキングを行います。

 

③錆止め塗料を塗る

 

④下塗り

 

⑤中塗り、上塗りを塗る

 

錆止め塗料を塗る時の注意点

錆止め塗料を塗る時に注意するべき点は、

素地調整です。

 

すでに何度もお伝えしていますが、

具体的にはケレンという作業を行って、既存の錆や汚れをしっかり落とすことです。

 

このケレン作業がしっかり行われていないと、錆の進行を抑えることができません。

錆止め塗料の効果は、ケレン作業によって決まるといってもいいでしょう。

 

まとめ

この記事では、錆止め塗料について、その種類や効果、注意点をお伝えしました。

種類の多い錆止め塗料ですが、

近年では、エポキシ樹脂系のものがよく使用されています。

錆止め塗料を塗る前にしっかりとした素地の処理が重要です。

 

素地の処理が悪いとどんなに良い塗料を使ったとしても、最大の効果を発揮できないのでご注意ください。

 

 

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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 営業アシスタント

小針彩奈

所有資格:

  • 珠算電卓1級、全商簿記2級、全商情報処理2級