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外壁塗装、屋根塗装の現場日誌の記事一覧

施工中に気を付ける事!~足場編~

施工中に気を付ける事!~足場編~

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【施工中に気を付ける事!~足場編~】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!       【目次】 はじめに メッシュシートの重要性 強風時の被害と対策 おわりに   はじめに 塗装工事をする上で必ずと言っていいほど必要なのが、足場です。 この時期は塗装シーズンということもあり、あちこちで足場が掛かっている建物を目にしますよね! 足場を掛ける理由としては、作業のしやすさや、職人の安全を確保するということが大きいです。 本日はそんな塗装作業に無くてはならない足場の注意点をお話させて頂きます。 このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   メッシュシートの重要性 メッシュシートとは、足場を覆う様に設置されているシートのことです。 メッシュシートを設置する理由としては、主に2つ挙げられます。   一つ目は、職人の安全の為です。 万が一足を踏み外して足場から転落しそうになっても、メッシュシートがあることにより、 足場から外側に落ちることはありません。 メッシュシートが簡易的な壁の役割をしてくれるのです。 (※それでも場所によっては転落することがありますので、施工中は常に注意が必要です。)   二つ目は、飛散防止の為です。 塗装の作業工程の中に、高圧洗浄というものがあります。 建物の汚れを高圧のお水で流し、塗料の密着を良くする為の工程です。 お水を高圧で掛ける為、水しぶきが飛びます。 建物の汚れを落とす為に行う工程なので、汚れたお水が周りに飛散してしまうと、 ご近隣の方のお車やお洗濯物に付着し、汚してしまう可能性があります。 そのようなクレームを引き起こさない為にも、メッシュシートが必要なのです。 また、風が強ければ塗料も飛散してしまいますので、必ずメッシュシートを設置しなければなりません。   そんな重要な役割を持つメッシュシートですが、強風時には気を付けなければいけません。 次にその理由をお話させて頂きます。   強風時の被害と対策 最近も風の強い日がちょこちょこありますが、足場が建った状態で強風の予報が出たら気を付けなくてはいけません。 メッシュシートには、小さな穴が無数に空いており、通常の風であれば通してくれます。 が、台風や春一番などの強風時は、メッシュシートが風を抱いてしまい、建物に影響を及ぼしてしまいます。 例えば、足場が揺れないように設置する圧縮材が風で押されて外壁に穴が空いてしまう。     足場が揺れて破風や雨樋に当たり、破損させてしまう。                                    などです。 そのような被害を起こさないよう、強風の予報が出た際には強風対策というものを行う必要があります。 強風対策はいくつかありますが、メッシュシートが掛かっていることで風を抱いてしまう為、 屋根の軒天から上に出ているメッシュシートを軒天より下に畳んだり、足場の四方の角から風が抜けるように 四方のメッシュシートをカーテンのように足場にくくり付けることで対策をします。 施工が終了している建物の場合、メッシュシートを全て外すということもあります。 また、圧縮材を壁から離しておいたり、建物にぶつかりそうな部材を緩衝材で保護しておくなどの対策もあります。   風の強さや、風向きによっても対策の方法は変わりますが、こういった対策をしていないと 塗装工事以外の工事が発生してしまいますので、私達営業は注意して現場の管理をしています。   なお、足場が建っている状態で仮に震度4以上の地震が発生した場合は、お客様の安否確認や、 建物の点検を行わさせて頂きます。   おわりに 本日は”施工中に気を付ける事!~足場編~”についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.04.27 更新) 詳しく見る
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図面をお借りする理由

図面をお借りする理由!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【図面をお借りする理由!】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!     【目次】 はじめに 建物の積算数量 数量に基づく塗料の缶数 塗布面積の出し方 おわりに   はじめに 皆様は塗装の御見積を取る際、業者に”ご自宅の図面をお借りしてもよろしいでしょうか?”など 言われたことはございますか? 弊社では必ずお伺いさせて頂いております。 本日は図面をお借りさせて頂く理由についてご説明させて頂きますので、 このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   建物の積算数量 図面をお借りする最大の理由は、建物の積算数量を算出する為です。 ”うちは35坪あるんだけど、だいたいいくら掛かるの?”などご質問を頂くことがありますが、 坪数では正確な金額をお答えすることは出来ません。 その理由は、建物の塗布面積(塗装をする面積)は、坪数では算出出来ないからです。 例えば、玄関や窓は塗装をしない為、外壁の面積から窓の面積を差し引いた面積が塗布面積になります。 その為、”うちは30坪で建物も小さいから…”というご自宅であっても、 建物の髙さが高かったり、ベランダがあればその分外壁の面積も増えますし、 ”うちは建物が大きいから…”というご自宅でも、窓がたくさん付いていたり、窓の大きさが大きければ その分外壁の面積から引かれるので、意外と塗布面積が大きくならない場合もございます。 また、建物の劣化状況によっても施工方法や材料の選定が変わりますので、 基本的には一度しっかりご自宅の調査をさせて頂いてから御見積をご提出させて頂きます。   数量に基づく塗料の缶数 それでは、積算数量が算出出来た後、どのようにして必要缶数を出すのかをご説明させて頂きます。 塗料には1㎡あたりの最低-最高塗布量というものが決まっています。 これは、1㎡に必ずこの量の塗料を使用しないと、塗料の性能が正常に発揮できないですよ。という意味です。 この塗布量と、塗布面積からそのご自宅に必要な塗料の缶数を出して、御見積に反映させていきます。   ↓必要缶数の算出方法は以下の通りです。↓ 外壁の㎡数×塗布量÷荷姿=塗料の缶数 例)150㎡  × 0.3kg ÷16kg=2.8缶   必要缶数を出さなければ、御見積に材料費を記載することが出来ない為、必ず屋根や外壁の数量を出す必要があるのです。   塗布面積の出し方 では、塗布面積(実際に塗装する面積)の出し方についてお話させて頂きます。 基本的に、塗布面積の出し方としては2種類あります。 まず一つ目が、ご自宅の図面に三角スケールと呼ばれる物差しを当てて測る方法です。 こちらの方法が一番良く使われています。 次に、ご自宅の図面を元にCADでもう一度一から図面を作成し直す方法です。 こちらを行っている会社は少ないです。   弊社では、上記のどちらも行っております。 CADで図面を作成して数量を出し、三角スケールで計算もして数量を出し、 出た数量を照らし合わせて誤差を確認してから御見積に反映致します。   おわりに 本日は”図面をお借りする理由!”についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 仮に、”〇〇様のご自宅は〇坪あるので、200万円です。”などと言い、 その場で見積を出す会社さんがいれば、注意が必要です。 何度も言うようですが、坪数では外壁の数量はわかりません!! しっかりとした根拠のある御見積を出してきた会社さんに工事をお願いすることが大切です。 もし図面が無ければ、現場調査に伺った際実際に測らせて頂いて、弊社で図面を作成し直してご提出致しますので、 お気軽にお声がけください!   また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.04.10 更新) 詳しく見る
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足場組立の際は、ここもチェック!

足場組立の際は、ここもチェック!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【足場組立の際は、ここもチェック!】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!       【目次】 はじめに アンテナ・支線 網戸 おわりに   はじめに ご自宅の塗装をする際に必要なのが、足場です。 足場を組むことによって職人が作業しやすくなるのと同時に、足場にメッシュシートを張ることで、 ご近隣への飛散防止や、職人の落下防止にもなります。 そんな塗装工事に必要不可欠な足場がある時にこそ、ぜひご検討頂きたいことがございますので、 本日はそちらについてご紹介させて頂きます。 このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   アンテナ・支線 まずはじめに”屋根のアンテナ・支線”についてお話させて頂きます。 皆さんのご自宅でも、屋根の上にアンテナが乗っている方が多いかと思います。 そこで、足場を組んだ際に、アンテナの足が錆びていないかどうか、支線がたわんでいないかの 確認をして頂ければと思います。 もちろん、ご自分で確認するのは危険ですので、担当営業に確認してもらうことが好ましいです。 もし、アンテナの足が錆びていた場合は、塗装をしてもらうか、もしくは新しい物に交換した方が良いです。 また、この機会に壁掛けアンテナに変更することも可能です。   もし、アンテナの錆を放置してしまうと、せっかく屋根を塗装して綺麗にしても、 雨水によってアンテナ足の錆が屋根に流れてしまい、数年で屋根が汚れてしまったり、錆を誘発してしまいます。   網戸 次に、”網戸”です。 1階の網戸であれば、足場が無くても張替えが可能ですが、2階の網戸は足場が無いと危険です。 2階の網戸を外そうとしたけど、内側からは外せず、張替えが出来ずに破れたまま 放置している方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方は足場を組んだタイミングがチャンスです!! 弊社は網戸の張替えも承っておりますので、ご要望がございましたら足場のある段階で交換致します。 また、お客様ご自身で張替えをしたいという方の場合、取り外し・設置を行いますので、 お気軽にお声がけください。   おわりに 本日は”足場組立の際は、ここもチェック!”についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 足場を組む機会はそうそうありませんので、気になることがあればぜひなんでもご相談ください!   また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.03.26 更新) 詳しく見る
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ハウスメーカー 塗装の注意点

ハウスメーカー 塗装の注意点!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【ハウスメーカー 塗装の注意点】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!     【目次】 はじめに セキスイ 一条工務店 おわりに   はじめに 皆さんのご自宅はどちらで建てられましたか? 地元の工務店さんで建てた方もいらっしゃれば、ハウスメーカーさんで建てた方もいらっしゃると思います。 実は、それぞれのハウスメーカーさん特有の特徴があることをご存じですか? 例えば、雨樋の形が特殊で、一般の板金屋さんでは手に入らないといったことです。 その他にも、使用している建材が違ったり特徴は様々です。 本日はセキスイさんと一条工務店さんの特徴をご紹介させて頂きます。 このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   セキスイ まずはじめに”セキスイ”さんの特徴についてご説明させて頂きます。   セキスイさんの代表的な特徴と言えば、目地の”ガスケット”です。 目地とは、外壁のボードとボードの繋ぎ目に入っているもので、建物の衝撃を緩和する為に使用されています。 一般的にはシーリングと言われるゴムのようなものが使用されているのですが、 セキスイさんの建物では、パッキンのような建材が使用されており、ガスケットと呼ばれています。 ガスケットの上に通常通りの塗装を行ってしまうと、塗膜が剥がれてしまう為、専用の下塗り材を使用する必要があります。   また、セキスイさんの建物によく使用されているのが、”塩ビ被覆”です。 塩ビ被覆とは、鋼板(金属の板)にポリ塩化ビニール樹脂をコーティングした、樹脂被覆鋼板のことです。 セキスイさんの建物では、折版屋根やパラペットに使用されていることが多いです。 塩ビ被覆に関しても、専用の下塗り材を使用しますが、劣化により被覆が剥がれ、金属の部分が露出している場所に 関しては、錆止め塗料を使用する必要があります。   一条工務店 次に、”一条工務店”さんの特徴についてご説明致します。 一条工務店さんの建物の特徴は、”タイル”が使用されているということです。 タイルの部分は基本的に塗装を行いませんが、タイルに面している箇所に関しては養生を行う必要があります。 建物の形状にもよりますが、通常の養生よりも手間が掛かる場合があります。   また、水切や破風に”銅板”が使用されている場合があります。 銅板は塗装を行わないので、施工時はしっかりと養生をし、塗料が付かないようにしましょう。   おわりに 本日はハウスメーカー 塗装の注意点についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? ハウスメーカーごとの特徴を簡単にご説明させて頂きました。 施工をお願いする業者の担当者が、使用されている建材や施工方法を良く知っていれば 何の問題も無いのですが、もしわかっていなければ、せっかく塗装を行ってもすぐ剥がれてしまったり 不具合が生じてしまいます。   また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.03.23 更新) 詳しく見る
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スレート屋根 塗装の注意点

スレート屋根 塗装の注意点!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【スレート屋根 塗装の注意点】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!       【目次】 はじめに スレート屋根とは 塗装が可能か不可能か 縁切り おわりに   はじめに 前回、私のブログで【金属屋根 塗装の注意点】をお話させて頂きましたが、 本日は【スレート屋根】の注意点をお話させて頂きます。 スレート屋根のご自宅は非常に多く、ブログをご覧の方の中にもご自宅の屋根がスレートで 出来ている方が多いのではないでしょうか? 本日はそんな皆さん必見の内容です! このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   スレート屋根とは まずはじめに”スレート屋根”についてご説明させて頂きます。 スレートとは、カラーベストと呼ばれることもあり、1枚の幅約91cm・高さ約41cmで 厚さが約4.5mmと非常に薄く、軽量な建材です。1㎡あたりの重さは、陶器瓦の約半分と言われています。 厚みが無い為、表面の塗膜が劣化し、内部にお水が侵入してしまうと、屋根が反ってしまったり、 ひび割れが発生してしまうので、寒冷地には不向きな建材でもあります。 また、内容成分の85%がセメント・残り15%が石綿(アスベスト)で構成されています。 しかし、2004年9月からアスベストの代わりに、パルプやビニロン・繊維質・増量材 が使用されるようになりました。 このようなスレートのことを、”ノンアス”と呼びます。   塗装が可能か不可能か 次に、塗装が可能かどうかです。 スレートには、塗装が可能な物と塗装が不可能な物があります。 【スレート屋根とは】でお話させて頂いたように、スレート屋根にはアスベストが入っている物と入っていない物があります。 アスベストが入っているスレートは強度があるので塗装が可能です。 しかし、2004年以降に建てられたご自宅のスレートはアスベストが入っていない為、強度が低下しており、 職人が上に登っただけで歩いた所から割れてしまう程です。 (※2000年~2004年は移行期間であった為、この期間に建てられたご自宅の屋根にもアスベストが入ってない可能性があります。) その為、ノンアス瓦については、基本的に塗装をおすすめしていません。 その代わりに、一度屋根を撤去して葺き替える”葺き替え”や、既存の屋根の上に再度屋根を乗せる”カバー工法”を おすすめしています。 金額面で言えば、塗装の方が安く済みますが、ノンアスの場合、塗装をしてもすぐにひび割れが発生したり、 屋根自体がミルフィーユ状に剥離する、層間剥離が生じてしまいます。 なので、よりご自宅を長持ちさせるためには、カバー工法や葺き替えがおすすめなのです。   縁切り 次に、スレートの塗装の工程で重要な”縁切り”という工程です。 スレートの小口(重なり部分)を塗料で埋めてしまうと、内部に入ったお水が抜けなくなり、滞留し、 屋根を固定している釘を伝って屋根裏に雨漏りを引き起こす可能性があります。 なので、小口は隙間が空いた状態にしておかないといけないのです。 そこで、”縁切り”の作業を行います。 ”縁切り”とは、スレートを塗装した後、小口部分にカッターや皮スキで隙間を空ける工程です。 しかし、カッター等を使用すると塗膜を傷つける可能性がある為、弊社では”タスペーサー”を使用します。 こちらを施工時に小口部分にはめて塗装することで、人為的に隙間を空けることができます。   おわりに 本日はスレート屋根 塗装の注意点についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 全ての屋根材が塗装出来ると思っている方も多いと思います。 しかし、屋根の劣化状況や建材の特徴によって施工方法が異なりますので、 メンテナンスの費用も変わってきます。 ご自宅の屋根がアスベスト入りなのか、ノンアスなのか判断が付かないという方は ぜひお気軽にお声がけください。   また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.03.06 更新) 詳しく見る
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金属屋根の塗装の注意点

金属屋根 塗装の注意点!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【金属屋根 塗装の注意点】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!       【目次】 はじめに 下地処理 下塗り塗料の選定 おわりに   はじめに 屋根にはスレート瓦やセメント瓦・モニエル瓦等の内容成分のほとんどがセメントで出来ている物もあれば、 金属屋根、和瓦、アスファルトシングル等、さまざまな種類があります。 それぞれの屋根材に特徴があり、正しい塗料や施工方法を行わないと、不具合に繋がってしまいます。 その中でも本日は金属屋根の塗装の注意点についてお話させて頂きますので、 このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。   下地処理 まずはじめに”下地処理”です。 金属屋根の大きな劣化の特徴は、”錆の発生”です。 建物を建ててから年数が経過すると、どうしても錆が発生してしまいます。 この錆を除去してから塗装を行わないと、せっかく塗装をしてもすぐに塗膜が剥がれてしまいます。 そこで、金属屋根の下地処理として、”ケレン”という作業があります。 これは、電動工具またはサンドペーパーを用いて屋根表面をヤスリ掛けする作業です。 ”ケレン”には、錆をある程度除去する役割の他に、屋根表面に傷を付けて、 塗料の密着を良くする役割があります。 特に、過去に塗り替え経験のある屋根の場合、既存塗膜が既に剥がれている可能性があります。 その場合、剥離している既存塗膜をケレンにて剥がせる所まで剥がさないと、 塗装後、既存塗膜ごと剥がれる可能性があるので要注意です!   注意点としては、金属屋根は厚みが0.35mm~0.5mmと非常に薄い為、 電動工具(サンダー)を強く当ててしまうと、屋根材自体に穴が空いてしまう可能性があるということです。   また、過去に何回か塗り替えをしている屋根の場合、塗膜が何層にも重なった状態の為、 それ以上塗装でのメンテナンスが出来ない場合がありますので、ご了承ください。 塗装でのメンテナンスが出来ない場合は、葺き替え・重ね葺きのご提案となります。   下塗り塗料の選定 次に、下塗り塗料の選定です。 金属屋根の場合、下塗り塗料には”錆止め”を使用します。 錆止めにも、1液タイプ・2液タイプの物、エポキシ樹脂系の物等があります。 それぞれ下地の状態によって下塗りを使い分ける必要があります。 例えば、既存塗膜がある場合、強い錆止めを使用すると、既存塗膜を 引っ張ってしまって、塗膜剥離が生じる恐れがあります。   剥がれる可能性が見込まれる場合は、一度屋根にパッチテスト(一部分に塗料を塗り、乾燥後テープを張って剥がし、 塗膜が剥がれるか確認する作業)をおこなう必要があります。   おわりに 本日は金属屋根の塗装の注意点についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 金属屋根は勾配があまりついて無い屋根に使用されていることが多く、 旦那様がご自分で塗装されるケースも珍しくありません。 もし、ご自分で塗装をした後に塗装会社に塗装を依頼する場合は、自分が塗った塗料名を 塗装会社さんに伝えてください。   また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。 それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.02.21 更新) 詳しく見る
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高圧水洗浄の重要性とは?

高圧水洗浄の重要性とは?

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【高圧水洗浄の重要性】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!     【目次】 はじめに 高圧水洗浄の目的 高圧水洗浄時の注意点 おわりに   はじめに 皆さんは塗装工事の際、”高圧水洗浄”というワードを聞いたことがありますか? 高圧水洗浄は塗装工事で必ず行わなければいけない工程です。 しかし、注意をしないとクレームが起こってしまう可能性がある工程でもあります。 本日は高圧水洗浄についてお話させて頂きますので、このブログが皆さんの参考になれば幸いです。     高圧水洗浄の目的 まずはじめに”高圧水洗浄の目的”です。 高圧水洗浄を行う目的は、既存塗膜や汚れを除去することです。 塗り替えの際、既存塗膜や汚れが残った状態で塗装を行ってしまうと、 塗料が密着せず、数年で塗膜が剥がれてしまいます。 また、屋根に苔や藻が生えている場合、高圧水洗浄で苔や藻をしっかり除去しなければなりません。 その為、塗装の前の下地処理の工程としてとても大切です。   弊社では洗浄の際、雨樋(横樋)の中も軽く洗浄させて頂いています。 特に2階の雨樋は普段洗浄することが難しい場所ですので、軽く水で流させて頂きます。 ※ご自宅の近くに植栽が多かったり、裏が山になっていて葉っぱが雨樋によく詰まってしまう状況の場合、 また違う対策をする必要がございますので、別途ご相談ください。   高圧水洗浄時の注意点 次に、高圧水洗浄時の注意点についてです。   まず初めに、近隣の方への配慮です。 その名の通り、お水を高圧で屋根や外壁に当てて汚れを落とす為、近隣のご自宅へ汚れたお水が 飛散することが予測されます。 その為、施工前に近隣の方へご挨拶に伺い、施工日時や注意点をお知らせする必要があります。 近隣の方への注意点としては、汚れたお水が飛散する可能性があることや、洗浄当日は窓を開けず、 お洗濯物は室内に干して頂く事、車に飛散防止のカバーを掛けさせて頂くことがあります。 洗浄日当日に近隣の方がご不在の場合、窓が開いていても閉められなかったり、 お洗濯物が干されていても取り込めない等不具合が生じてしまう為、事前にお知らせすることが大切です。   また、高圧水洗浄を行うことで、雨漏りが発生する可能性があります。 普段高圧でお水が当たることのない場所に、高圧でお水が当たるので、 新築時のサッシの取付方法や、ベランダの雨仕舞によって、そこからお水が回り雨漏りしてしまう場合があります。 福島県は地震が多い場所でもありますので、地震で建物が揺れたことによりサッシ周りに隙間が生じてしまったり 大きなひび割れが生じてしまった場合、そこからお水が侵入する可能性もあります。 もちろん、そういったお水が侵入しそうな箇所があれば、洗浄時に避けたり、圧を弱めて洗浄したり対策させて頂きます。 しかし、お水は予測できない場所から侵入する場合がございますので、万が一雨漏りした場合にはすぐ施工業者にお伝えください。 ※洗浄日当日は在宅して頂くことが好ましいですが、ご不在の場合は、ご帰宅後必ずお部屋の点検をお願い致します。 洗浄後時間が経ってからお水が漏れてくる場合もありますので、注意が必要です。     おわりに 本日は高圧水洗浄についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 高圧水洗浄は塗装工事において非常に大切な工程の一つですが、ご自宅・近隣の方からのクレームが発生しやすい 工程の一つでもあります。 かと言って飛散を恐れて軽く洗浄してしまうと、施工後塗膜剥離が生じて品質に影響します。 その為、飛散対策や雨漏り対策をしっかりと行った上で、きちんと高圧水洗浄を行う必要性があるのです。 弊社は施工管理・品質管理に非常に力を入れております。 何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。   それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.02.17 更新) 詳しく見る
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郡山で安心して塗装工事を行う為には!~弊社で行ている取り組み~

郡山市で安心して塗装工事を行う為には!

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【安心して塗装工事を行う為には!】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!     【目次】 はじめに W工事保証 有資格者の在籍 おわりに   はじめに 前回のブログでは、塗装をする必要性や、塗装を検討する目安についてお話させて頂きました。 また、過去には、塗装業者選びのポイントも書かせて頂きました。 本日は、弊社が自信を持ってお客様にお勧めしている、弊社のポイントをご紹介させて頂きます。 このブログが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。   W工事保証 まずはじめに”W工事保証”です。 世の中には数多くの塗装会社が存在していますが、その全ての会社が保証を出している訳ではありません。 保証が付かない、もしくは施工店の保証のみが付いているケースがほとんどです。   塗料は”半製品”と呼ばれ、人の手が加わることで初めて製品として完成するものなので、 塗料メーカーは商品を提供することはできても、施工現場の管理まで行うことが出来ない為、 塗料メーカーから保証を出すことが難しいのです。   では、工事を契約した際、施工店の保証が5年付いていたとします。 保証が付いていることに越したことはありませんので、5年保証が付いていれば安心だと思いますよね? しかし、工事が完了して3年が経過した頃、外壁の塗膜が剥がれていることに気が付き、施工店に連絡すると、 電話がつながりません。慌てて調べてみると、その会社はすでに倒産してしまっていたのです。 皆さん、このような状況になってしまったら、お気持ちいかがですか? 施工した会社が倒産してしまっては、残りの保証年数は誰が保証してくれるのでしょうか? また一から施工会社を探して、補修を依頼しても、本来保証の対象で掛かることのなかったお金が掛かってしまう可能性があります。 こういったケースはそうそう多く起こるものではありませんが、この例から、保証が付いていれば良いという ことではないという事に気づいて頂けましたか?   弊社では、よりお客様に安心して頂けるよう、W工事保証をご提供させて頂いています。 こちらは弊社からの保証とは別に、弊社が加盟しているプロタイムズからも保証が出る為、 万が一弊社が倒産した場合でも、残りの保証期間はプロタイムズが保証をしてくれるので、二重で安心です。 (※プロタイムズって何?と思った方は、以前ブログで紹介させて頂いておりますので、ぜひご覧ください!)   また、保証の対象になる不具合としては、主に塗膜の剥がれ等の施工不良によって生じるものが対象になります。 地震や建物の構造によるひび割れ、台風等の天災による不具合は保証の対象外となりますので、ご了承ください。     有資格者の在籍 次に、有資格者の在籍です。 皆さん、塗装職人や現場を管理する立場にも国家資格があることをご存じですか? 塗装職人ですと、”1・2級建築塗装技能士” 管理側ですと、”1・2級建築施工管理技士”という国家資格があります。 弊社の社員は、営業・職人全てがこの国家資格を取得することを目標に毎年試験に挑んでいます。   では、お客様が安心して塗装工事を行う上で、有資格者の在籍がどのようにして影響するのかをお話させて頂きます。 先ほど、塗装にも国家資格があるというお話をしましたが、国家資格を持っていなくても 塗装工事を行うことができてしまうのが実情です。無資格者が塗装を行っていても罪に問われることはありません。 そうなると、職人の腕の良さや塗装に関する知識は、親方に教えてもらった事が全てになってしまい、 何の疑いも無く勝手解釈や思い込みで施工を行ってしまう可能性があるのです。   これでは安心して大切なご自宅の施工を任せることは出来ませんよね。 一方、国家資格を有する職人というのは、もちろん現場で親方から教わることも多いですが、 基準塗布量や塗り重ね乾燥時間、塗料の調合比等の知識はもちろん、これらの試験をきちんと受けて合格 した職人ですので、目に見える安心感がございます。   また、現場を管理する営業も、国家資格を持っており、品質面や安全面においてもしっかりとした知識を持っている為、 現場管理において適切な管理を行うことが可能なのです。   これらの説明から、職人も営業も有資格者が多数在籍している会社にお願いした方が、 安心して工事を任せられるということがわかると思います。     おわりに 本日は安心して塗装工事を行う為にについてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 塗装工事をよりよい物にし、建物を綺麗な状態で長持ちさせる為に弊社が自信を持って行っている 取り組みについてお話させて頂きました。 塗装会社を選ぶ基準は様々ですが、ぜひ、今回お話したことも頭の片隅に入れておいて頂ければ幸いです。 何かございましたらお気軽にお申し付けください。   それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.01.30 更新) 詳しく見る
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塗装の目安

郡山市で塗装を検討し始める目安とは?

  郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!   皆さんこんにちは!濱津です! 本日は【塗装を検討する時期】というテーマでお話させて頂きます。 ぜひ最後までご覧ください!       【目次】 はじめに 色あせ ひび割れ おわりに   はじめに 前回私のブログで、”塗装の必要性”についてお話させて頂きましたが、 塗装を考え始める時期や目安について、皆さんはご存じですか? 一般的には、ご自宅を建ててから約10年後に初めての塗装を行った方が良いと言われています。 しかし、10年が経過してもほぼほぼ劣化が進行していないご自宅もあれば、目に見える劣化症状が生じている ご自宅もございます。 本日は塗り替えの目安についてお話させて頂きますので、このブログが皆さんの参考になれば幸いです。   色あせ まずはじめに”既存塗膜の色あせ”です。 色あせが生じているということは、既存塗膜の防水機能が低下し始めている証拠です。 また、外壁を手で触ってみて、白い粉が付く場合、チョーキング現象が生じているサインですので 塗装を検討する目安です。 このチョーキング現象は、紫外線の影響により塗料の樹脂と顔料が分離し、顔料が浮き出て 手に付着する現象です。 簡単に確かめることができますので、ぜひやってみてください! (特に日差しが良く当たる南面はチョーキング現象が出やすいです。)   また、屋根に関しては屋根の上に登って直接見ることは危険なので難しいと思います。 下屋がある場合は、2階のお部屋から下屋を見てみて、色あせしているか、苔や藻が生じていないか等を 確認してみてください。 下屋が無いご自宅の場合、離れた所から見てみるか、見えない場合はきちんとした業者に調査をお願いして 写真や映像で報告してもらってください。 (※悪徳業者に依頼してしまうと、故意に傷つけられてしまう可能性があるので、業者選びは要注意です。)   ひび割れ 次に、ひび割れです。 屋根に”スレート瓦”等の主成分がセメントで出来ている建材が使用されている場合、 ひび割れ部分からお水が侵入して、冬場気温が低下した際に瓦内で凍結・爆裂して 更なるひび割れを誘発したり、欠損が生じる場合がございます。 また、雨漏りに繋がる場合もございます。   外壁も同様です。 特に窓周りはひび割れが生じやすい場所なので注意が必要です。 また、外壁の目地にシーリングが打たれている場合、シーリングも年数が経過すると硬化し、 外壁との間に隙間が生じる為、雨水が浸入する恐れがございます。   建物は新築時から徐々に劣化が進行していきますが、建物内に水が侵入した瞬間から一気に劣化のスピードは 早まります。いかに建物内に水を浸入させないかという所が非常に重要なのです。   おわりに 本日は塗装を検討する目安についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか? 建物は劣化が始まる前にメンテナンスを行うのが理想ですが、目に見える劣化が生じない限り 塗装に踏み切ることは難しいと思います。 塗装にかかる費用は決してお安い金額ではないので、よく検討して頂ければ幸いです。 まずはご自宅をしっかり見て、状況を知ることが大切です。 何かございましたらお気軽にお申し付けください。   それではまた次回のブログでお会いしましょう!   郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を 積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、 誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!         ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!     ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります! (2024.01.26 更新) 詳しく見る
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