図面をお借りする理由!
皆さんこんにちは!濱津です!
本日は【図面をお借りする理由!】というテーマでお話させて頂きます。
ぜひ最後までご覧ください!
【目次】
はじめに
建物の積算数量
数量に基づく塗料の缶数
塗布面積の出し方
おわりに
はじめに
皆様は塗装の御見積を取る際、業者に”ご自宅の図面をお借りしてもよろしいでしょうか?”など
言われたことはございますか?
弊社では必ずお伺いさせて頂いております。
本日は図面をお借りさせて頂く理由についてご説明させて頂きますので、
このブログが塗装を検討している皆さんの参考になれば幸いです。
建物の積算数量
図面をお借りする最大の理由は、建物の積算数量を算出する為です。
”うちは35坪あるんだけど、だいたいいくら掛かるの?”などご質問を頂くことがありますが、
坪数では正確な金額をお答えすることは出来ません。
その理由は、建物の塗布面積(塗装をする面積)は、坪数では算出出来ないからです。
例えば、玄関や窓は塗装をしない為、外壁の面積から窓の面積を差し引いた面積が塗布面積になります。
その為、”うちは30坪で建物も小さいから…”というご自宅であっても、
建物の髙さが高かったり、ベランダがあればその分外壁の面積も増えますし、
”うちは建物が大きいから…”というご自宅でも、窓がたくさん付いていたり、窓の大きさが大きければ
その分外壁の面積から引かれるので、意外と塗布面積が大きくならない場合もございます。
また、建物の劣化状況によっても施工方法や材料の選定が変わりますので、
基本的には一度しっかりご自宅の調査をさせて頂いてから御見積をご提出させて頂きます。
数量に基づく塗料の缶数
それでは、積算数量が算出出来た後、どのようにして必要缶数を出すのかをご説明させて頂きます。
塗料には1㎡あたりの最低-最高塗布量というものが決まっています。
これは、1㎡に必ずこの量の塗料を使用しないと、塗料の性能が正常に発揮できないですよ。という意味です。
この塗布量と、塗布面積からそのご自宅に必要な塗料の缶数を出して、御見積に反映させていきます。
↓必要缶数の算出方法は以下の通りです。↓
外壁の㎡数×塗布量÷荷姿=塗料の缶数
例)150㎡ × 0.3kg ÷16kg=2.8缶
必要缶数を出さなければ、御見積に材料費を記載することが出来ない為、必ず屋根や外壁の数量を出す必要があるのです。
塗布面積の出し方
では、塗布面積(実際に塗装する面積)の出し方についてお話させて頂きます。
基本的に、塗布面積の出し方としては2種類あります。
まず一つ目が、ご自宅の図面に三角スケールと呼ばれる物差しを当てて測る方法です。
こちらの方法が一番良く使われています。
次に、ご自宅の図面を元にCADでもう一度一から図面を作成し直す方法です。
こちらを行っている会社は少ないです。
弊社では、上記のどちらも行っております。
CADで図面を作成して数量を出し、三角スケールで計算もして数量を出し、
出た数量を照らし合わせて誤差を確認してから御見積に反映致します。
おわりに
本日は”図面をお借りする理由!”についてお話させて頂きましたが、いかがでしたか?
仮に、”〇〇様のご自宅は〇坪あるので、200万円です。”などと言い、
その場で見積を出す会社さんがいれば、注意が必要です。
何度も言うようですが、坪数では外壁の数量はわかりません!!
しっかりとした根拠のある御見積を出してきた会社さんに工事をお願いすることが大切です。
もし図面が無ければ、現場調査に伺った際実際に測らせて頂いて、弊社で図面を作成し直してご提出致しますので、
お気軽にお声がけください!
また、何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装 カスタマーマーケティング推進室
大竹なつみ
所有資格:
- 2級建築施工管理技士(仕上げ)
- 外装劣化診断士
- カラーコーディネーター(std)
- ラッピングコーディネーター
- ジュニア野菜ソムリエ