”自宅外壁のセルフチェック”の方法、お教えします!
郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは!
「外壁が劣化しているか見て欲しいけど、セールスされそうで不安」
「同じころに建てた周りの家が工事をしだして、うちもやらなきゃいけないのか心配」
「住宅メーカーの定期点検で塗装のメンテナンスが必要と言われた」
ご依頼を受けてお伺いすると、このような相談をよく頂戴します。
そのような声にお応えして、今回は皆さんでも簡単にできるご自宅のセルフチェックの方法を3つ、ご紹介します!
①表面塗装 劣化の確認(チョーキング編)
紫外線を浴びる事で外壁表面の塗装は日々ほんの少しずつ劣化していきます。
劣化状態が進行すると、塗装の中の色の成分である顔料が表面に浮き出てきてしまい、これを”チョーキング現象”と呼びます。
町を歩いていて、ガードレールなんかに服をこすってしまい、白くなってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。これはガードレール表面の白い塗装が劣化してチョーキング現象を起こし、白い色の成分が浮き出てきてしまっている状態です。
塗装が劣化しているため、防水性が低下しているサインと言われています。
②表面塗装 劣化の確認(防水テスト編)
今度は直接霧吹きなどで外壁に少し水をかけてみましょう。表面の防水性が正常な状態なら水分をしっかりと弾き、かけた水が下に流れていきます。
しかし防水性が低下していれば外壁内に水分が吸収されていく様子が見られるはずです。
チョーキング現象が起きていない状態でも吸収されてしまう事があるため、両方チェックすることをお薦めします。
水分が吸収される状態を放置すると、湿気と乾燥を繰り返すことで外壁が反ってしまったり、外壁内の水分が膨張する事でひび割れや欠損を引き起こします。
塗装では元に戻すことができないため、張替えなど高額な工事になってしまう事もあります。
③シーリング材 劣化の確認
外壁の継ぎ目(目地)やサッシ周りなどに”シーリング材”と呼ばれる防水材が施工されている場合は(コーキング材とも)、こちらの劣化にも注意が必要です。
シーリング材には”可塑剤”と呼ばれる弾力性を持たせる成分が含まれていますが、可塑剤は紫外線により徐々に揮発してシーリング材から抜けていってしまいます。
可塑剤が抜けたシーリング材には「硬化」「痩せ」「断裂・ひび割れ」のような劣化が発生します。ちょうど輪ゴムなんかを日当たりの良いところに置いておくと簡単にちぎれてしまいますが、それと似たような現象が起きています。
シーリング材の割れや外壁との隙間から雨水が浸入すると、外壁材に吸収されてしまう事で湿気と乾燥を繰り返し反りが発生したり、水分が外壁内で膨張する事でひび割れや欠損の原因となります。
最近の住宅で問題になっていますが、外壁表面はフッ素コートなどで非常に耐久性が上がっているものの、シーリング材の耐久性が追い付いていないため、外壁表面はピカピカなのにシーリングだけ傷んでしまったお宅が散見されます。外壁表面はせっかく綺麗なのにシーリングから水分が入ってしまいやたら反りが酷いお宅も多いので、シーリングの劣化にも注意が必要です。
ご自宅外壁の簡単なセルフチェックの方法を3種、ご紹介しました。
建てた工務店、選んだメーカーによって外壁の種類も様々なのでここでご紹介したケースに当てはまらない場合もありますのでご注意ください。
他にもひび割れや欠けなどの劣化がある場合、発生箇所によっては注意が必要です。郡山塗装ではしつこいセールスの無い資格者による無料診断も行っていますので、お気軽にご相談ください!
郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
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ブログ執筆者
株式会社郡山塗装 リーダー
桑島淳
所有資格:
- 2級建築施工管理技士(建築・仕上げ)
- 外装劣化診断士
- 2級建設業経理士
- 石綿作業主任者
- 建築物石綿含有建材調査者
- 日商簿記2級
- ITパスポート