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大解明!スレート瓦ってなに?

 

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく福地陽輔です!

 

スレート瓦とは?

スレート瓦は、主にセメントと繊維を混ぜ合わせて作られた屋根材で、価格が手頃でありながら、

軽量で施工がしやすいという点で日本の住宅で広く使われています。

「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれることもありますが、これはスレート瓦の商標名です。

多様な色や形状が揃っており、和風・洋風問わず多くの建築様式に合わせやすい点が魅力です。

一方で、スレート瓦は天然石の「スレート(粘板岩)」とは異なり、天然素材ではなく人工的に製造されるため、

特に近年の住宅ではメンテナンスの観点で注目されることが多い屋根材です。

スレート瓦の耐久年数

スレート瓦の耐久年数は、おおよそ20〜30年とされています。

ただし、環境条件やメンテナンスの頻度によって変わるため、すべてのスレート瓦がこの範囲に収まるわけではありません。

特に、次の要因が耐久年数に影響を与えます。

日本の四季、大工、勾配のキツイ屋根

  1. 気候条件 スレート瓦は、雨風や紫外線にさらされることで、少しずつ劣化していきます。特に日当たりが強い南向きの屋根や、海に近く塩害が懸念される地域では、劣化が早まることがあります。また、雪が多く降る地域では、積雪の重みや雪解け水による影響が加わるため、注意が必要です。

  2. 屋根勾配 屋根の勾配が急なほど、雨水がすぐに流れ落ちやすくなるため、劣化の進行が遅くなる傾向があります。逆に、緩やかな屋根は水が滞留しやすく、湿気やカビのリスクが増えるため、耐久年数が短くなる場合があります。

  3. 初期施工の質 施工の精度が高いほど、長期間にわたって性能を保つことができます。逆に、施工不良や不適切な素材の使用があると、瓦がずれたり割れたりするリスクが高まり、耐久性が低下します。

メンテナンスの目安

スレート瓦の寿命を最大限に引き延ばすためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

メンテナンスの目安として、次の点に留意することが大切です。

  1. 5年ごとの点検

    屋根の点検は、最低でも5年に一度、専門業者に依頼して行うことをお勧めします。

    瓦の割れやズレ、苔やカビの発生など、初期の劣化サインを早期に発見し、対処することが重要です。

    特に強風や台風の後は、目立たない部分で損傷が生じている場合もあるため、注意が必要です。

  2. 10〜15年ごとの再塗装

    スレート瓦の表面には塗膜が施されていますが、紫外線や風雨によってこの塗膜が劣化し、

    瓦自体がむき出しになると耐久性が大きく低下します。そのため、10〜15年を目安に再塗装を行うと良いでしょう。

    再塗装によって、瓦の表面が保護され、耐久年数を延ばすことができます。

  3. 苔・カビの除去

    スレート瓦は、表面がざらついているため、湿気がこもりやすく、苔やカビが発生しやすいです。

    これらが発生すると、見た目の美観を損ねるだけでなく、屋根全体に湿気がたまり、構造的な問題を引き起こす可能性があります。

    苔やカビが目立ち始めたら、業者によるクリーニングや防カビ対策を行うことが推奨されます。

  4. 劣化部分の早期修繕

    割れや欠け、ズレなどの劣化が見つかった場合、早期に修繕することが重要です。

    放置すると、雨漏りの原因となり、家の内部の損傷にもつながります。

    部分的な修理で対応できるうちに、早めに修繕することで、後々の大規模な修理を避けることができます。

メンテナンスの重要性

スレート瓦は、定期的なメンテナンスを行うことで、その耐久年数を大幅に延ばすことができます。

適切なメンテナンスが行われていない場合、瓦自体の劣化が進むだけでなく、

屋根下地や建物全体にも悪影響が及び、結果的に大規模な修理が必要になることがあります。

特に、日本の気候は四季がはっきりしており、雨や湿気、紫外線など、屋根材にとっては過酷な条件が揃っています。

こうした環境下では、日常的に目に見えない屋根部分のメンテナンスが住宅の寿命に直結するため、

スレート瓦を選んだ場合でも、定期的なケアは怠らないようにすることが重要です。

スレート瓦と他の屋根材との比較

スレート瓦は、他の屋根材と比較しても以下の点で優れています。

  • 価格の手頃さ
    陶器瓦や金属屋根に比べ、初期費用が抑えられるため、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

  • 軽量性
    重量が軽いため、建物全体の負担が少なく、耐震性の観点でも有利です。特に日本は地震が多いため、軽い屋根材は安全性の面でも評価されています。

  • デザイン性
    多様な色や形状があり、住宅のデザインに合わせやすいという点で、多くの施主に選ばれています。

一方で、耐久性やメンテナンスの必要性の点では、陶器瓦や金属屋根に比べやや劣る部分もあるため、選定の際はライフスタイルや予算に応じて検討することが求められます。

まとめ

スレート瓦は、そのコストパフォーマンスやデザイン性の高さから、日本の住宅において広く利用されています。

しかし、その耐久年数は20〜30年程度で、適切なメンテナンスを怠ると、寿命が短くなることがあります。

5年ごとの点検や、10〜15年ごとの再塗装を行うことで、長期間にわたって快適な住環境を保つことができます。

スレート瓦は、手頃な価格で美しいデザインが楽しめる一方で、定期的なケアが必要な屋根材です。

これを理解し、適切なメンテナンスを行うことで、安心して長く住み続けることができるでしょう。

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。
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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装

福地陽輔

所有資格:

  • 外装劣化診断士
  • カラーコーディネーター(std)
  • 食品衛生責任者
  • 防火管理者
  • 商業経済検定1級
  • 電卓検定1級
  • 販売士3級
  • 秘書検定3級
  • 漢字検定3級