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素材別!付帯部の劣化ここを見て!

 

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!

 

皆さんこんにちは!濱津です!

本日は【素材別!付帯部の劣化ここを見て!】というテーマでお話させて頂きます。

ぜひ最後までご覧ください!

素材別!付帯部の劣化ここを見て!

 

 

 

はじめに

最近やっっっっっと秋らしい気温になりましたが、今週はお天気が悪いということもあって

上着を着ないと寒くて震えてしまいますね( ;∀;)

今週末は我が家の長男の七五三をする予定なので、お天気が回復することを祈っています。

季節の変わり目は体調不良になりやすいので、皆さん無理せずゆっくり進んでいきましょうね!

 

本日は”素材別!付帯部の劣化ここを見て!”についてお話させて頂きます。

前回・前々回の私のブログで、屋根・外壁の注意が必要な劣化を素材別に記載させて頂きました。

今回は屋根や外壁以外の付帯部と呼ばれる部分の劣化についてお話させて頂きます。

このブログが塗装を検討されている方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

 

1.破風

まずは、破風(鼻隠し)についてです。

破風は、軒先の雨樋が設置してある部分です。

破風に使用される建材にも種類があります。

 

木の場合

まずは、破風が木の場合です。

木は経年劣化により、表面がささくれのようにボソボソになったり、既存の色が退色します。

また、木は呼吸をする建材で、湿気を吸収したり排出する為、塗装をする際に注意が必要です。

 

木の塗装には大きく分けて2種類の方法があります。

一つ目は、木目を活かす(残す)方法です。

こちらは浸透型の塗料で、木目を残したまま木部を保護することが出来ます。

和風住宅で木が多く使用されている場合、その風合いを活かすことが出来るのでお勧めです。

また、半造膜と呼ばれる、木目を活かしつつ少しだけ膜を付けることが可能な塗料もございます。

 

二つ目は、木目を塗りつぶす方法です。

こちらは既存木部の劣化が進行していて、浸透型の塗料では仕上がりにムラが出てしまう、

またはしっかりと木部を保護することが出来ない場合に行う方法です。

木目は消えてしまいますが、しっかりと色が付き、塗膜も付きます。

浸透型の塗料で施工出来るのか、塗りつぶしの方が良いのかは、ぜひ担当営業に確認してみてください。

 

 

2.雨樋

次に、雨樋です。

雨樋は、直に雨水の影響を受け続ける為、様々な劣化を引き起こします。

雨樋に関しては、劣化の事例をお話させて頂きます。

 

雪の影響

まずは、雪の影響についてです。

主に横樋になりますが、屋根に積もった雪が溶け落ちる際に雪止めに当たるということを繰り返し、

雪止めが変形してしまうことがあります。

横樋は、集水器に水が流れる様に勾配が取られていますが、雪によって変形すると、

適切な勾配が取られなくなり、横樋内に水が滞留してしまう可能性があります。

また、加わった衝撃が大きいと、雨樋が割れてしまう場合もあります。

 

土や葉の影響

次に、土や葉の影響についてです。

ご自宅の近くに植栽がある場合、雨樋の中に土や葉が飛んでくることがあります。

横樋の中の堆積物が雨で流されることにより、竪樋が詰まってしまうという事例も多いです。

定期的に雨樋のお掃除をして頂くことが好ましいですが、

屋根に登らないと難しい危険な場所ですので、塗装工事等の足場を組んだ際に

塗装の業者さんに確認してもらってください。

 

地震等の建物の動きによる影響

竪樋は間につなぎ目があり、接続されて外壁に金具で固定されていますが、

地震などの揺れによって建物に動きが生じたり、地盤がずれることによって、

つなぎ目の接続部分がずれたり外れたりする場合があります。

 

3.軒天

次に、軒天です。

軒天とは、軒先から飛び出している部分のことです。

軒天も仕上げの方法は様々ですが、ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)が使用されていることが多いです。

その他、外壁と同じ吹付が施されていたり、プリント鋼板といって木目調のプリントが貼られている場合もあります。

基本的に軒天は直接雨水や紫外線が当たることが少ない為、屋根や外壁と比べて劣化も少ないケースがほとんどです。

しかし、建物の状況によっては著しい劣化が生じることもありますので、ご紹介させて頂きます。

 

雨漏りによる塗膜剥離・雨染み

屋根やベランダが雨漏りをしている場合、軒裏にお水が回って、既存塗膜の剥離や雨染み等が

発生する場合があります。

これは軒天に限らず、室内の天井にも同じ症状が現れる時があります。

この場合、純粋に軒天や天井を張り替えても意味がありません。

雨漏りの原因を突き止め、補修しなければ何回も同じことが起きてしまいます。

雨漏りの補修をして、水が漏れなくなったことを確認してから軒天の補修をすることをお勧め致します。

 

おわりに

本日は”素材別!付帯部の劣化ここを見て!”というお話をさせて頂きましたが、いかがでしたか?

付帯部は、どうしても屋根・外壁と比べて優先順位が低くなりがちです。

しかし、どの部位も建物にとって非常に重要な役割を担っておりますので、

ぜひ、屋根や外壁と一緒に劣化状況をチェックしてみてください!

 

2階部分の破風・雨樋・軒天については、補修するにあたり足場や高所作業車が必要になりますので、

屋根外壁の塗装も一緒に行った方が、トータル金額がお安く済みますので、ぜひご検討ください!

 

何か心配なこと等がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を

積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。

地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。

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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 カスタマーマーケティング推進室

大竹なつみ

所有資格:

  • 2級建築施工管理技士(仕上げ)
  • 外装劣化診断士
  • カラーコーディネーター(std)
  • ラッピングコーディネーター
  • ジュニア野菜ソムリエ