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内部湿気・結露による凍害とは?

 

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!

 

皆さんこんにちは!濱津です!

本日は【内部湿気・結露による凍害とは?】というテーマでお話させて頂きます。

ぜひ最後までご覧ください!

内部湿気・結露による凍害とは?

 

 

はじめに

皆さんこんにちは!

タイヤ交換も終わり、ひとまず安心している濱津です。

本日から12月に突入し、本格的に冬が近づいてきた感じがしますね!

気温が低くなると、皆さんエアコンやストーブを使用して室内の温度を上げると思います。

室内が温かくなることは非常に良い事ですが、それに伴い外壁に不具合が生じてしまうケースがあります。

「壁が欠けてきた…」

「タイルが浮いてる気がする」
「モルタルが膨らんで割れた!」

そんな症状が見られた場合、
もしかすると原因は “凍害(とうがい)” かもしれません。

凍害は特に寒冷地で多いイメージですが、
実は 内部の湿気や結露 が多いお家では、
地域に関係なく起こりうる現象です。

見た目の劣化だけでなく、
家の構造まで傷めてしまうこともある“危険な現象”。

この記事では
✔ 凍害はどうして起こる?
✔ 内部結露と外壁の意外な関係
✔ 放置するとどうなる?
✔ 今日からできる凍害予防

をわかりやすく解説します。

このブログが少しでもお役に立てたら光栄です。

 

1.そもそも「凍害」とは?

外壁やモルタルの中に入り込んだ水分が、
冬の寒さで凍って膨張し、外壁を破壊する現象 のこと。

水は凍ると “9%ほど膨張” します。
外壁内部にある水が凍る → 壁を内側から押し広げる。
これが繰り返されると、次のような症状が出ます。

✔ モルタルが剥がれる

✔ 外壁に細かい亀裂が入る

✔ 表面がボロボロになる

✔ 外壁が膨らんだように見える

✔ タイルが浮く・剥がれる

一度起きると自然に直ることはなく、
年々悪化するのが凍害の怖さです。

2.外側からの雨水だけが原因じゃない?

“室内の湿気・結露”も凍害の大きな原因”

凍害というと「外から入る水」をイメージしがちですが、
実は原因の多くは “室内側の湿気” にあります。

■ 家の中の湿気が壁の中へ → 冷気で結露 → 凍結

冬は室内が暖かく、外が寒い。
この温度差によって
壁の中で結露が発生します。

▶ 結露水が外壁内部に溜まる
▶ 外の寒さで凍る
▶ 膨張して外壁を押し広げる

実はこれが凍害のメカニズム。

室内乾燥機・加湿器・室内干しなどは、
想像以上に壁内部に湿気を送り込んでしまいます。

3.凍害を放置するとどうなる?

凍害は自然に止まらず、
毎年の寒暖差によってじわじわ進行していきます。

✔ 剥がれ落ちた外壁から雨水が入り、さらに劣化

✔ 断熱材が湿気を吸って性能低下

✔ 柱・下地材の腐食

✔ 外壁張り替えレベルの大工事に発展

特に危険なのは、
内部の木材にまで水が到達してしまうケース。

外壁だけの補修で済んだはずの工事が、
構造補修 → 外壁張り替え → 断熱入替え
と大掛かりになり、費用が跳ね上がることもあります。

4.凍害が起きやすい家の特徴

以下の項目に心当たりがあれば要注意です。

✔ 北面の外壁が劣化しやすい

✔ 築15年以上メンテナンスしていない

✔ モルタル外壁

✔ サッシ周りにヒビがある

✔ 室内干し・加湿器をよく使う

✔ 換気扇をあまり使っていない

✔ 外壁にチョーキングがある

どれか一つでも当てはまると、
凍害リスクは高くなります。

5.凍害の予防には“外側と内側の両方の対策”が必要

凍害は外から入る水と、
家の中から出る湿気の両方が関係するため
外装のメンテナンスだけでは不十分。

では、具体的にどう対策すれば良いのでしょうか?

外側(外壁側)の対策

✔ 外壁塗装で防水機能を回復

外壁が吸水しやすい状態=凍害を招く最大要因。

塗装で防水力が戻れば、
外壁内部に水が入りにくくなります。

✔ コーキング補修

サッシ周りの割れは“結露水が出やすい場所”。
ここが割れていると壁内に直接水が入ります。

✔ 外壁のヒビ・欠損補修

モルタル外壁は特にヒビから水が浸入しやすいです。

内側(家の中)の対策

✔ 換気をしっかり行う(冬でも重要)

結露の80%は換気不足が原因。

✔ 加湿しすぎない

湿度60%を超えると結露が発生しやすくなります。

✔ 24時間換気のフィルター掃除

換気量が落ちて湿気が逃げにくくなります。

✔ キッチン・浴室換気扇の“1時間追加運転”

湿気が家に残らなくなります。

 

6.“凍害が起きる前”が一番安く済む

凍害は初期であれば
● 塗装 + 軽補修
だけで済みます。

しかし進行すると、

● 外壁補修
● 外壁張り替え
● 下地入替え
● 断熱材交換
● 内壁補修

と工事が一気に大規模に…。

費用は 数十万円 → 数百万円 に膨らむことも珍しくありません。

 

最後に

本日は内部湿気・結露による凍害とは?についてお話をさせて頂きましたが、いかがでしたか?

凍害は外の寒さだけでなく、
家の中の湿気が引き金になっている ということを
知っておくことがとても大切です。

家は静かに傷んでいきます。
外壁の欠けや剥がれに気づいた時には、
すでに内部で大きく進行しているケースも多いです。

外壁が気になっている方は、
まずは状態を確認してみてください。
“まだ大丈夫”と思っていた方ほど、
調査後に安心されるケースが多いですよ。

何か疑問や不安に思ったことがございましたら、お気軽にご相談ください。

 

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。
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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 カスタマーサポートG

大竹なつみ

所有資格:

  • 2級建築施工管理技士(仕上げ)
  • 外装劣化診断士
  • カラーコーディネーター(std)
  • ラッピングコーディネーター
  • ジュニア野菜ソムリエ