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【郡山市】シーリングのあれこれ!(濱津)| 郡山塗装|いわき市、須賀川市、二本松市、本宮市の外壁塗装&屋根リフォーム&サイディング&雨もり防水専門店郡山塗装、適正価格で評判の見積もりを実現

 

郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です!

今回のブログを執筆させていただく濱津なつみです!

 

皆さんこんにちは!濱津です!

本日はシーリングについてお話させて頂きますので、宜しければぜひ最後までご覧ください。

 

目次

1.はじめに
2.シーリングとは
3.シーリングの種類
4.劣化と不具合
5.おわりに

 

1.はじめに

皆さんはシーリングコーキングといった言葉を耳にしたことはございますか?

正直私はこの職業に就くまで聞いたことがありませんでした。

しかし、ご自宅(主にサイディング)にとってシーリングは非常に大切な役割を担っていて、とっても奥が深いんです!

今回このブログを読んで初めてシーリングについて知る方はもちろん、聞いたことがある方も

シーリングの知識を付けて頂き、ご自宅のメンテナンスをされる際や検討される際に役立てて頂ければ幸いです!

それでは参りましょう!!!

 

2.シーリングとは

シーリングとは、主にサイディングのボードとボードの目地と呼ばれる部分に施工されているものです。

また、窓周りやひび割れの補修、洗面所や浴槽等にも施工されることが多いです。

気密性や防水性を高めることや、建物の動きに追従して負荷を少なくする等の目的がございます。

コーキングと呼ばれることもございますが、厳密には語源が異なり、使用する業種によって呼び方が変わります。

が、建物の塗装に関してはどちらの呼び方でもほぼ意味は同じです。

 

輪ゴムにも含まれている”可塑剤(かそざい)”という成分が含まれている為弾力性がありますが、

年数が経過すると硬化する為、耐久年数は約5-7年と言われています。

 

施工方法としては、既存のシーリングを撤去して新しく打ち直す打替えと、既存のシーリングの上から打つ増打ち

の大きく分けて2種類に分かれます。

主に外壁の目地部分に関しては打替え、窓周りや外壁の入隅と呼ばれる部分に関しては増し打ちを行います。

※撤去の際カッターを使用するので、窓や防水シートを傷つけてしまう恐れがある為です。

その他、ひび割れの補修に関してはひび割れにシーリングを擦り込む方法が一般的です。 

 

3.シーリングの種類

一般的に使用されるシーリングの種類としては、大きく分けて3種類ございます。

 

一つ目は、ウレタンシーリングです。

こちらは密着性が高く、外壁の目地やひび割れ補修によく使用されるシーリングです。

現しのままですと耐久性が低く、紫外線に弱いというデメリットがあるので、

屋外で使用する際は塗装による塗膜で保護することが必要不可欠です。

 

二つ目は、シリコンシーリングです。

こちらは耐久性・耐水性・耐熱性に優れており、浴槽やガラス、キッチン周りなど水回りに使用されることが多いです。

シリコンオイルが出る為、上から塗装を行うと塗膜が剥がれやすいというデメリットがあります。

塗装を行う際には、専用の下塗り材を塗布する必要がございます。

 

三つめは、変成シリコンシーリングです。 

こちらはウレタンシーリングとシリコンシーリングの間と思って頂ければと思います。

ウレタンシーリングより耐久性が高く、塗膜で保護をしない現しの状態でも大丈夫です。

また、上からの塗装も可能なので、シリコンシーリングのデメリットを克服できます。

急いで補修をしたいけどまだ塗装する予定は無い、、、といった状況の際に施工すると、

耐久性も高く、後々塗装をすることになったとしても問題無く塗装出来るのでおすすめです。

 

また、最近ハウスメーカーでよく施工されている目地材に、ガスケットと呼ばれる部材があります。

外壁目地部分のガスケットです。

 

こちらも下塗り材を分けて施工しないと

塗膜の剥がれの原因になってしまうので、注意が必要です。

 

 

 

 

4.劣化と不具合

では、シーリングが劣化するとどのような症状が起こるのでしょうか?

シーリングの劣化は、主に経年劣化による硬化によるひび割れです。

こちらの写真をご覧ください。

目地シーリングの効果によるひび割れです。

目地シーリングのひび割れです。

 

 

 

 

 

 

 

外壁材の取合い部分には防水対策がされておりませんので、シーリングが硬化し破断するとそこからお水が浸入してしまいます。

また、中には更にシーリングの劣化が進行し、ハットジョイナーと呼ばれる金具が見えてしまっているご自宅もあります。

 

外壁材にお水が浸入すると、冬場の気温の低下により内部の水が氷り、爆裂・凍害という現象が生じます。

ひび割れが増えると、その分また更にお水が浸入する経路が増えてしまいます。

 

5.おわりに

本日はシーリングについてご説明してきましたが、いかがでしたか?

いかにシーリングがご自宅にとって大切な役割を担っているかおわかり頂けたかと思います。

ご自宅にとって一番大切なことは、お水を浸入させないことです。

また、ご自分で補修をされる際にも、シーリングの選定を間違えてしまうと塗装する際に

影響が出てしまう恐れがございますので、ご注意ください。

 

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

 

郡山塗装外壁塗装・屋根塗装・雨漏り門店です。
創業から90年以上、郡山市・いわき市・福島市地域密着で多くの信頼と実績を

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ブログ執筆者

株式会社郡山塗装 カスタマーマーケティング推進室

濱津なつみ

所有資格:

  • ・二級建築施工管理技士
  • ・外装劣化診断士
  • ・カラーコーディネーター(スタンダード)
  • ・ラッピングコーディネーター
  • ・ジュニア野菜ソムリエ