下塗り塗装”1回”だけで済ませていませんか、、、? ~標準施工仕様と標準でない施工~ 郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です 標準施工仕様とそれ以外の対応 現在の住宅塗装の工程は「下塗り1回、上塗り2回」が主流です。(下塗り1回、中塗り1回、上塗り1回も同じ意味です) ほとんどの場合、パンフレットにも記載されている標準施工仕様に則って施工されます。標準施工仕様には下塗り1回、上塗り2回という記載があるので、それ通りに施工するというわけですね。 しかしここに落とし穴があります。あくまで"標準"の場合であることが前提なので、改修・リフォーム工事などで下地が傷んでいる場合は、"標準でない"仕様で施工する必要があります。 "標準でない"場合の具体例 下の写真は屋根の高圧洗浄を行っているものです。築35年のスレート瓦材で、表面塗装がこれでもかというくらいに劣化した結果、すべて剥がれ完全に素地のセメントが剥き出しになっています。 施工後で黒い部分はソーラー給湯器が設置されていた部分で、ソーラーパネルで紫外線や雨水が遮られていた結果、正常なまま保つことができた箇所です。比較すると屋根材の劣化・傷みがかなり進行していたことが分かります。 スレート瓦は郡山市でも非常に多く使用されている屋根材ですが、中途半端な施工による剥がれのトラブルが非常に多い屋根材でもあります。安価ではありますが劣化が早く、防水性が低下してからの劣化の進行速度が非常に速いためです。 スレート瓦塗装の通常の施工方法は下塗り1回、上塗り2回です。しかし劣化したスレート瓦を"通常"の仕様で塗装してしまうと剥がれが起きる可能性があります。下塗りというのは素地の吸い込みを止める必要がありますが、1回だけでは吸い込みが止まらず、表面に膜を作るはずの上塗り塗料まで吸い込まれてしまい、しっかりとした表面の塗膜の形成ができないためです。 ですので傷んだスレート屋根の塗装時は、吸い込みが止まるまで2回、本当にひどい場合は3回と下塗りを重ねる必要があります。 吸い込みのムラが無くなり、完璧な下地が出来たのがお分かりいただけると思います。 施工仕様の判断について 各建材によって様々な注意点があるほか、同じ種類に分類される建材でも大手ハウスメーカーの物では特別な注意点があったりします。一般の方でもインターネットである程度は調べていただく事が出来ると思いますが、やはり調べられる情報には限界があったり、サイトごとに違う意見を言っていたりと、情報を鵜呑みにできない事も少なくありません。 「プロに任せる」のが一番楽ですが、ではその信頼できるプロかどうかはどうやって判断したらよいのか、、、という事になってきます。そこで判断材料の一つになるのが「外装劣化診断士」という資格を持っているかどうかです。 外装劣化診断士とは 外装劣化診断士とは、一般財団法人塗装品質機構で主催している資格試験です。 机上の知識だけでなく住宅リフォームの第一線での適切な住宅知識が身についているかを問う試験で、建物の基礎知識や建物診断の実務、関連する法規などから出題されます。 またこの塗装品質機構は通称をPQAといい、住宅資産の保全および消費者保護と塗装業界の発展を目的とした非営利の組織です。塗装の適切な基準を定めており、こちらのガイドを参考にしていただくと一般の方でも適切な基準を分かりやすく学ぶことができます。 PQAホームページ→ https://pqa.or.jp/ さいごに リフォーム塗装工事は傷んだ状態の建材に対して行う為、現状を把握し適切な下地処理を行う必要があります。「このやり方1本で間違いない」という事はなく、豊富な知識を持って建材の種類や傷み方により施工方法を使い分ける事が重要です。残念なことに施工不良トラブルの大半は、担当者や施工する職人の知識不足や勝手解釈が原因と言われています。しっかりとした資格を持ち、知識も技術もある業者に施工を依頼しましょう。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.09.12 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
夏季休暇のお知らせ 郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく水野です ~夏季休暇のお知らせ~ 8月に入り厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 弊社では 8月10日(土)~8月18日(日) の8日間、営業をお休みさせていただきます。 夏季休業中にいただいたご連絡、お問い合わせにつきましては、 夏季休業期間終了後に随時、対応させていただきます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.08.09 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
シーリング施工 打ち替え?それとも増し打ちする? 郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です シーリングとは? 最近多い窯業系サイディング外壁の塗装工事で切っても切れない関係なのが、「シーリング」の工事です。コーキングとも呼ばれ、外壁の継ぎ目(目地)やサッシ周り、その他軒天井などの継ぎ目に施工されています。継ぎ目の最終処理として施工されることが多く、弾力性があるため地震や温度変化により外壁が動いても隙間を作らず、外壁内に水分が浸入する事を防いでくれる建材です。一般的に住宅では変成シリコン形という成分の物が使用されます。 シーリングの劣化について 外壁の表面に施してある塗装同様に、紫外線により劣化してしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。グレードにもよりますが、一般的なもので10年を経過すると劣化が始まってきますので、外壁の塗装と同時にメンテナンスされる方がほとんどです。ハウスメーカーなどでは高耐久なシーリング材を使用して20年以上もつようなものもあります。また、外壁は20年以上もつ高耐久のコーティングがしてあるのに対し、シーリング材は一般的な10年程度の物を使用しているため、外壁はすこぶる綺麗なのにシーリング材はボロボロというお宅も最近は見受けられます。シーリング工事の為だけに足場を組むようになり、大変もったいないです。 https://fukushima-toso.com/blog/44907/ シーリングのメンテナンス方法 シーリング材のメンテナンス方法は、大きく分けて2種類あります。 ①打ち替え 最も一般的な方法で行うのが、シーリングの「打ち替え」です。既存の劣化したシーリング材を撤去して、新しいシーリング材を充填します。シーリング材は充填した際の厚みが重要なので、既存のシーリングを撤去するとしっかりと元と同じ厚みを持って施工できます。 ②増し打ち サッシ周りや軒天との取り合い、外壁の入隅など、既存のシーリングを撤去しなくとも三角に角度を付けて厚みを確保できる場合に施工します。既存のシーリング材を撤去せず、そこにかぶせて厚みをもって施工します。撤去する手間が無い為コストを抑える事ができるほか、サッシ周りに無理やりカッターを入れて防水シートやサッシを傷つける恐れが無くなります。 ご注意いただきたいのが、サッシ周りだから何でもかんでも増し打ちができる、、、とは限らないという点です。下の写真の通り、サッシと外壁に段差がほぼなく、増し打ちをするとしっかりと厚みが取れない場合は、サッシ周りでも打ち替えが必要になります。しかし増し打ちを行える場合は無理に撤去を行う必要はありませんので、それぞれ適した施工方法で施工するようにしましょう。 終わりに~施工方法の選び方~ 昨今、様々なメディアで色々な情報が錯綜しています。「全部打ち替えしなきゃダメだ」とか「全部増し打ちにしても大丈夫、騙されないで」とか様々な情報を見かけます。我々は打ち替えと増し打ちを使い分ける事で品質を保持しつつ抑えるべきところは抑えた内容でご提案しています。厚みを持たせて施工する事が一番大事なので、検討の際はご確認ください。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.08.07 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
シーリングのみご検討の方へ… 高耐久シーリング材のご紹介 郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です 窯業系サイディングの外壁などで、外壁の継ぎ目やサッシ周りなどに使用されている防水材をシーリングと呼びます。弾力性がありますが、紫外線により徐々に劣化して外壁との間に隙間が出来てしまったりします。雨水の入り口になってしまう為、注意が必要です。一般的には外壁と同じくらいの耐久年数であることが多いです。 ここ最近、築10~15年くらいのお宅でよく見かける症状があります。 それは、"外壁自体はまだチョーキングが起きておらず、防水性に全く問題ないのにも関わらず、シーリングばかりに劣化が進行している"状態のお宅です。 なぜこんなにシーリングだけ傷んでしまっているのでしょうか。決して施工不良というわけではありません。 各外壁メーカーの研究開発により、2000年代後半頃から窯業系サイディングボードの耐久性が飛躍的に上昇しました。 表面にフッ素コーティングで仕上げたものや、光触媒技術により耐久性だけでなく汚れ落ちが良いものなどが、現在でも高級商品として施工されています。 しかし外壁の耐久性は上がったものの、シーリング材の耐久性はいまいち上がらなかった事が原因で、「外壁はピンピンしているのにシーリングだけボロボロ」という状態の住宅が多数見受けられます。それまで一般的に使用されていた変成シリコン形のシーリング材の耐久性は10年程度ですから、仕方のない事ですよね。 残念なケースとしては、メーカーでは外壁の耐久年数に合わせた高耐久のシーリング材を用意しているにもかかわらず、費用削減の為に安価なシーリング材を使用している場合です。せっかくメーカー推奨の仕様であれば耐久性が保たれるところを、これは残念ですよね。しかしこれは施工不良ではありません。建築確認済証や図面には良く仕上げ表が添付されています。皆さんもよくご覧いただきたいのですが、外壁の項目ではきっと、"どんな壁材を使うか"についてはしっかりと記載されていますが"どんなシーリング材"を使用するかは記入されていない事でしょう。見たことがありません。「変成シリコン形など、ある程度の対候性が期待できる物であればよい」となっていますので、費用削減の為の抜け穴となっています。 せっかく高耐久の外壁材を使うわけですから、シーリングも高耐久な物を使用すべきだったんですね。大手ハウスメーカーさんは流石そこはしっかりしていて、外壁のチョーキングが始まってもシーリングは新築時同様の劣化具合といったようなお宅をよく見かけます。 高耐久のシーリング材でお薦めなのが、サンライズ株式会社さんの、"SRシールH100"です。 http://www.sunrise-bg.co.jp/sp/html/build.html メーカーによると期待耐用年数30年以上の高対候性でありながら、弾力性があり断裂を起こしづらい"低モジュラスタイプ"であることが特徴です。 シーリングを後打ちする必要があるクリア塗装や、タイル外壁での窓周りのシーリングなど、塗装せずに露出での仕上がりとなる部分にお薦めです。 せっかくお金をかけて足場を組むわけですから、なるべく長持ちするように選択したいですね。屋根外壁本体に使う塗料はもちろんですが、その他部材に使用する材料もぜひご相談ください。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.07.11 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
”自宅外壁のセルフチェック”の方法、お教えします! 郡山市・本宮市・須賀川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です 「外壁が劣化しているか見て欲しいけど、セールスされそうで不安」 「同じころに建てた周りの家が工事をしだして、うちもやらなきゃいけないのか心配」 「住宅メーカーの定期点検で塗装のメンテナンスが必要と言われた」 ご依頼を受けてお伺いすると、このような相談をよく頂戴します。 そのような声にお応えして、今回は皆さんでも簡単にできるご自宅のセルフチェックの方法を3つ、ご紹介します! ①表面塗装 劣化の確認(チョーキング編) 紫外線を浴びる事で外壁表面の塗装は日々ほんの少しずつ劣化していきます。 劣化状態が進行すると、塗装の中の色の成分である顔料が表面に浮き出てきてしまい、これを"チョーキング現象"と呼びます。 町を歩いていて、ガードレールなんかに服をこすってしまい、白くなってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。これはガードレール表面の白い塗装が劣化してチョーキング現象を起こし、白い色の成分が浮き出てきてしまっている状態です。 塗装が劣化しているため、防水性が低下しているサインと言われています。 ②表面塗装 劣化の確認(防水テスト編) 今度は直接霧吹きなどで外壁に少し水をかけてみましょう。表面の防水性が正常な状態なら水分をしっかりと弾き、かけた水が下に流れていきます。 しかし防水性が低下していれば外壁内に水分が吸収されていく様子が見られるはずです。 チョーキング現象が起きていない状態でも吸収されてしまう事があるため、両方チェックすることをお薦めします。 水分が吸収される状態を放置すると、湿気と乾燥を繰り返すことで外壁が反ってしまったり、外壁内の水分が膨張する事でひび割れや欠損を引き起こします。 塗装では元に戻すことができないため、張替えなど高額な工事になってしまう事もあります。 ③シーリング材 劣化の確認 外壁の継ぎ目(目地)やサッシ周りなどに"シーリング材"と呼ばれる防水材が施工されている場合は(コーキング材とも)、こちらの劣化にも注意が必要です。 シーリング材には"可塑剤"と呼ばれる弾力性を持たせる成分が含まれていますが、可塑剤は紫外線により徐々に揮発してシーリング材から抜けていってしまいます。 可塑剤が抜けたシーリング材には「硬化」「痩せ」「断裂・ひび割れ」のような劣化が発生します。ちょうど輪ゴムなんかを日当たりの良いところに置いておくと簡単にちぎれてしまいますが、それと似たような現象が起きています。 シーリング材の割れや外壁との隙間から雨水が浸入すると、外壁材に吸収されてしまう事で湿気と乾燥を繰り返し反りが発生したり、水分が外壁内で膨張する事でひび割れや欠損の原因となります。 最近の住宅で問題になっていますが、外壁表面はフッ素コートなどで非常に耐久性が上がっているものの、シーリング材の耐久性が追い付いていないため、外壁表面はピカピカなのにシーリングだけ傷んでしまったお宅が散見されます。外壁表面はせっかく綺麗なのにシーリングから水分が入ってしまいやたら反りが酷いお宅も多いので、シーリングの劣化にも注意が必要です。 ご自宅外壁の簡単なセルフチェックの方法を3種、ご紹介しました。 建てた工務店、選んだメーカーによって外壁の種類も様々なのでここでご紹介したケースに当てはまらない場合もありますのでご注意ください。 他にもひび割れや欠けなどの劣化がある場合、発生箇所によっては注意が必要です。郡山塗装ではしつこいセールスの無い資格者による無料診断も行っていますので、お気軽にご相談ください! 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.06.06 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
郡山市では”屋根塗装しても意味無い”って本当!? 郡山市・本宮市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です 最近は気になった事をすぐGoogleで検索する方も多いのではないでしょうか。 出てくる記事によって、まったく逆のことを言っている事もしばしばあります。 そんな中で見つけた「屋根塗装はしても意味無い!」という記事。 実際どうなのでしょうか?真相に迫っていきましょう! 目次 1.「屋根塗装しても意味無い」ってどういう事!? 2.「屋根塗装しても意味無い」屋根材とは!? 3.どうやって判断したらいいの? 4.どうやってメンテナンスしたらいいの? 5.終わりに 1.「屋根塗装しても意味無い」ってどういう事!? 屋根塗装しても意味がないとはどういう事でしょうか。主にその理由としては2つあります。 ・塗装などのメンテナンスをしなくても良い屋根材がある。 ・メンテナンスが必要だが、塗装ではメンテナンスが出来ない屋根材がある。 「屋根塗装しても意味が無い」とは屋根材にも種類によって、塗装のメンテナンスが必要ない物や塗装ではメンテナンスできない物があるという事ですね。 どんな屋根材があるか、詳しく見ていきましょう。 2.「屋根塗装しても意味無い」屋根材とは!? どんな屋根材が代表としてあるか、紹介していきます。 〇塗装などの防水メンテナンスが不要な屋根材の代表 ・瓦屋根(セメント製の瓦を除く) 焼き物である瓦屋根は素材自体が水を通さないため、瓦自体は塗装などによる防水の保護が不要です。瓦自体は半永久的に使えるため、世界遺産の法隆寺に代表されるような寺社仏閣やお城などの昔からある建築物にもよく使われます。 〇メンテナンスが必要だが、塗装ではメンテナンスが出来ない屋根材の代表 ・スレート瓦(劣化の激しい物) スレート瓦(別名カラーベスト、コロニアル)は薄いセメント製の屋根材です。水分の浸入が続き劣化がスレート瓦内部まで起きているようになると、塗装により防水メンテナンスをする事が難しくなります。表面をいくら守っても内部が非常に脆く、簡単に欠けてしまいます。またノンアスベスト(無石綿)スレート瓦では劣化が著しいという事もあり、塗装によるメンテナンスが難しく、劣化の状態にもよりますが塗装以外でのメンテナンスをお薦めしています。ノンアスベストスレート瓦については下記ブログもご覧ください。 https://fukushima-toso.com/blog/33395/ 3.どうやって判断したらいいの? 信頼できるプロに任せるのが一番良いですが、まず信頼できるかどうかが問題ですよね。複数社見積もりを取ってそれぞれの判断を聞いたり、施工に対して保証を付けてくれるかどうかやリフォーム瑕疵保険へ加入している業者かどうかなども選ぶポイントです。高額な工事は避けたいですが、とはいえ値段をケチったせいで施工不良となってしまったらたまったものではないですね。信頼できる業者かどうか、しっかり見極めましょう。 4.どうやってメンテナンスしたらいいの? 塗装による防水のメンテナンス不要な素材でも、他のメンテナンスが必要になる場合があります。 ・瓦屋根 素材自体がかなり重いため、地震による影響が非常に大きい屋根材です。ひび割れが起きたり、棟が崩れたりなど注意が必要です。その他では棟の下に詰まっているぐしのモルタルなどは経年劣化で崩れてくる場合がありますので、こちらは定期的に見てあげる必要があります。 塗装によるメンテナンスが難しい屋根材では、放っておくと雨漏りに繋がってしまうため、塗装以外でメンテナンスを検討する必要があります。 ・劣化の著しいスレート瓦屋根 下地の木材がまだ使用できる場合、上から金属製の屋根材をかぶせるカバー工法が一般的です。詳しくはこちらのブログをご覧ください。 https://fukushima-toso.com/blog/33394/ 5.終わりに その他にも防水メンテナンスが不要な屋根としては銅板の屋根材などがありますし、塗装が難しい場合があるのがアスファルトシングルなどの石油系の屋根材です。メーカーの数もたくさんありますし、同じメーカーでも多数の種類の建材を発売しています。様々な建材がありますが、一つ一つ注意点が異なりますので、しっかりと最適のメンテナンス方法を選んでくれる業者さんを探しましょう。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.05.23 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
【郡山市】塗料の種類について🏳🌈(福地)| 郡山塗装|いわき市、須賀川市、二本松市、本宮市の外壁塗装&屋根リフォーム&サイディング&雨もり防水専門店郡山塗装、適正価格で評判の見積もりを実現 郡山市・いわき市・白河市・福島市・那須塩原市にお住まいの皆様、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく福地です! 本日は外壁塗装に使用する塗料の種類についてご紹介いたします! ~目次~ [1]塗料の種類 [2]含有成分の違い A:アクリル B:ウレタン C:シリコン D:フッ素 E:無機 [3]おわりに [1]塗料の種類 ◇水性形・溶剤形 こちらは希釈するものが何なのかで異なります。 希釈が水なら“水性形“ 希釈がシンナーなら“溶剤形“ となります。 溶剤形は密着力が高く耐久性に優れているものが多いものの、 シンナーを使用する為、施工中に臭いが強く感じる塗料があることも特徴です。 一方、水性形は臭いが少なく施工性に優れており現在、住宅の外壁塗装に使用されることが多い塗料です。 溶剤に比べて耐久性が低いのではないかというお声もいただきますが 昨今の技術の進歩で溶剤形に劣らない耐久性の塗料も多く出ています。 ◇1液型・2液型 こちらの違いは 1液…封を空けたらそのまま塗れる塗料 2液…A液とB液に分かれていて、計量し撹拌を行い塗る塗料 一般的に2液の方が1液よりもより密着性・耐久性が高いものが多いです。 ◇クリヤー・多彩色 クリヤー そのものの意匠性を残しつつ保護ができる。 色あせやチョーキングが出ているとクリヤーが塗装できない場合もある為、クリヤーを検討の際は築10年以内がおすすめ 多彩色 塗装で色を塗り重ねることによって意匠性を出す工法 ◇含有成分によって耐久性が異なる 詳しくは次の[2]含有成分の違いでご説明いたします。 [2]含有成分の違い A:アクリル 保色性、光沢保持性が高い為日用品などに多く使われていることが多い。 耐候年数が低いが低コストで抑えられるため新築時の塗装に多い。 B:ウレタン 他の塗料に比べ弾性を持つことが特徴でありひびなどに追従してくれる働きのある塗料が多い。 アクリル同様に耐候性は短い為、塗り替えの頻度は高め。 C:シリコン 汚れに強く耐候性にも優れている為、住宅塗装の際に多く使われている塗料。 1液型と2液型、水性形や溶剤形など屋根外壁などの種類によって選定が必要であり 約10年~18年の耐候性を持ちとそれに付随しコストのふり幅も大きい。 D:フッ素 シリコンよりも耐候性に優れており約20年持つものもあり汚れに強い特徴もある為、 長くきれいに美観を保つことのできる塗料。 E:無機 ガラスや石のような炭素を含まない無機成分が主成分であるため紫外線の影響を受けにくく、 約20年以上の耐久性を持つ塗料もある高耐久な塗料。 無機の含有量が多い塗料によってはコストも高くなる。 [3]おわりに 外壁塗装の際に品質のいい耐久性の高い塗料を選ぶのは間違いないのですが… 一番大切なのは自分のライフプランに合った塗料の種類であるのかということです。 例えば… 「息子・娘夫婦や孫が今後も済むから20年以上耐久性のある塗料がいい」 「あと10年住んだらいずれかは売る予定だから10年程度でいい」 など中長期的な視野で外壁塗装をお考えいただくと選ぶ塗料の種類も絞れてくるはずです。 簡単な例を挙げると あるお家の1回目の外壁塗装で耐久性が約10年の塗料で100万円の工事があったとします。 10年後にまた同じ塗料で塗装をすると20年で200万円使うことになります。 ところが1回目の塗装で耐久性が約20年の塗料で150万円の工事をしていたとすると 同じ20年でも50万円使わずに済みます。 例↓ このように中長期的な計画があれば塗料の種類選びも困らなくなります。 しかしながらこれから20年、何があるか分からないから…ということで 塗料の種類をお悩みの方も多くいらっしゃいます。 その際はお気軽にご相談ください! 優先順位が値段なのか耐久性・デザインなのか様々なお客様のお声を聞き、最善のご提案させていただきます! 今回は以上となります。 最後までご観覧頂き、ありがとうございました。 お住まいのお困りごとがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。外壁塗装・屋根塗装はもちろん、各所補修・屋上防水まで、何でもお問い合わせ下さい。お問い合わせはコチラ↓↓からお願い致します!https://www.k-toso.com/toiawase/index.html また、郡山塗装は、一般住宅はもちろん大型建造物改修・鋼構造物塗装屋上防水・防食工事・交通安全施設設備工事も承っております。 郡山市・白河市・いわき市で屋根塗装、屋根リフォームで お困りの方はコチラ↓↓からどうぞ。https://fukushima-yane.com/ 郡山市・白河市・いわき市で外壁塗装、外壁リフォームで お困りの方はコチラ↓↓からどうぞ。https://fukushima-toso.com/ (2024.04.30 更新) 詳しく見る 塗装豆知識外壁塗装のご相談
【2024年最新】福島県本宮市で、塗装工事に適用できる補助金はあるの!? 郡山市・本宮市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です 塗装工事は決して安くない、大きな工事です。 できる事なら安くしたい!と思われる方がほとんどでしょう。 2024年3月段階ですが、福島県本宮市で適用できる補助金を調べてみました! 福島県郡山市で塗装に使える補助金の記事はコチラ→https://fukushima-toso.com/blog/36288/ 目次 1.本宮市で塗装工事に適用できる補助金 2.本宮市のその他の補助金 3.福島県や国の塗装工事に適用できる補助金 4.終わりに 1.本宮市で塗装工事に適用できる補助金 本宮市で塗装工事に適用できる補助金を調査したところ、1種類ほどありました。 〇結婚新生活支援補助金 新婚の方向けの補助金で、引越しや住居の取得、リフォームに係る費用を最大で60万円ほど補助してくれる事業です。 本宮市に居住していることや、合計の収入金額などで条件があります。 ↓詳しくは本宮市のサイトをご覧ください https://www.city.motomiya.lg.jp/site/teijyu/marriage-new-life.html 残念ながら、新婚の方以外に塗装工事に適用できる補助金は無いようです、、、。 2.本宮市のその他の補助金 では住宅関連でどんな補助金制度が本宮市で受けれるかというと、 ・他県などから移住してくる方向けの補助金 ・太陽光パネル設置の補助金 ・浄化槽関連の補助金 、、、などがありました。 ↓詳しくは本宮市のサイトをご覧ください https://www.city.motomiya.lg.jp/site/teijyu/sumai-shien.html 3.福島県や国の塗装工事に適用できる補助金 では国や県の方ではどうでしょうか、、、こちらも残念ながら、塗装工事に無条件で使用できるものはありません。あっても他県から福島県に移住する人向けの物など、かなり適用できる範囲が限られ、一般の方が受ける事が難しい物でした。 福島県で代表的な補助金としてはその他に、 ・断熱、エコリフォーム向けの補助金 ・住宅の耐震化改修についての補助金 ・空き家のリフォームに関しての補助金 などが代表的です。 ↓こちらも詳しくは福島県のサイトをご覧ください。 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065b/shienseido.html 国の方で代表的なものとしては、毎年名前を変え行われていますが、今は住宅省エネ2024キャンペーンが代表的ですね。大きく分けて柱は三つあり、 ・子育てしやすい設備へのリフォーム ・窓やドアの断熱改修 ・高効率な給湯器への交換 の3種類が適用となります。まだ始まったばかりですが、毎年適用の敷居が低いので非常に人気の補助金です。国が用意した予算に満額到達次第終了になります。断熱改修がメインになりますので、今季節は春になり暖かくなってきましたが、もう次の冬に向けて動き出す必要があります。 ↓公式サイトはコチラから確認できます。 https://jutaku-shoene2024.mlit.go.jp/ 4.終わりに 非常に残念ながら、福島県本宮市で塗装工事に一般的に適用できそうな補助金はありませんでした。 4月になり制度が変わる事を祈るしかないですね、、、。 各業者のお得なキャンペーンを利用したり、塗装工事した知人に紹介してもらって値引きの材料にしたりなど、一工夫必要そうです。 福島県本宮市での補助金についてもっと詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.03.28 更新) 詳しく見る 補助金・助成金塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装のご相談
郡山市でベランダ防水のメンテナンスはどうしたらいいの? 郡山市・本宮市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店の郡山塗装です! 今回のブログを執筆させていただく桑島淳です ベランダがあるお宅は、非常に多いのではないでしょうか。 洗濯物を干すのに毎日使っているよという方もいれば 2階に上がるのが面倒でほとんど使っていない方、、、 様々いらっしゃると思います。 郡山市でもご相談を受ける事がありますが、 実はベランダは非常に雨漏りの多い箇所です。 雨漏りは怖いけど、どうしたらいいか分からないという方のために この記事ではベランダ防水について解説していきます。 目次 ①住宅のベランダ防水の種類 ②ベランダ防水のメンテナンス方法 ③ベランダ防水、メンテナンスを放置すると、、、。 ④終わりに ①住宅のベランダ防水の種類 郡山市で多く施工されているベランダ防水の種類を4種類ご紹介します。 1. FRP防水 郡山市で圧倒的に多く施工されているのが、こちらのFRP防水です。 FRPは繊維強化プラスチックの略で プラスチックの中に繊維状のガラスを混ぜ込んだものが現在では主流です。 外力に強く、プラスチックと繊維が補い合う事で非常に強靭な事が特徴です。 お風呂の浴槽や、公園の遊具、船舶の底部など 耐水性と耐久性を求められる部分に使用されておりこれを現地で施工します。 プラスチックは液状で、 ガラス繊維のシート(グラスウールマット)もハサミで切れるので、 施工性が良く狭い箇所や入り組んだ箇所でも施工しやすいので、 住宅のベランダにはうってつけというわけですね。 弱点としては、防水の中では比較的硬いのでひび割れが起きやすい事があります。 厚みやグラスウールマットの重ね幅など適正に取ってくれるか 施工する職人の腕次第なのも若干不安な点ですね。 2. ウレタン防水 他にも塗膜防水として郡山市で件数が多いのが、ウレタン防水です。 非常に柔軟性の高いウレタンで厚く膜を作り防水を施す物です。 こちらも液状のウレタンで施工しますので、 狭い箇所や入り組んだ箇所でも施工しやすく、 FRP防水が主流になるまでは非常に多く施工されてきました。 弱点としては耐久性が他の防水に劣るので、 定期的なメンテナンスが他の防水より多く必要になります。 室内からの湿気で膨れが生じる場合もあり、 その場合は湿気を抜く設備の設置が必要になります。 FRP防水以上に防水層の厚みも重要になるので、 より職人がちゃんと厚みを持たせて施工してくれるか重要になりますね。 3. 塩ビシート防水 よりハイグレードな防水材として郡山市でもポピュラーなのが、塩ビシート防水です。 おおよそ1.5㎜厚の塩化ビニルシートを接着剤などで貼ったものです。 耐久性が高く、メーカーによっては30年以上の耐久性があると謳っている物もあり、 また塗膜防水に比べて地震にも強いです。 シート状の為広い面積を一気に施工するのが楽です。 大手ハウスメーカーでは、 金属の板の上に塩化ビニルのシートを張ったものを ベランダの床材として施工している場合もあります。 しかしシート材なので入り組んだ箇所の施工は大変になってしまいます。 また継ぎ目は隅部はパッチを当てないといけないので 見栄えが気になる事があります。 防水層のシート自体は工場生産なので、品質が安定しやすいのはメリットです。 4.ゴムシート防水 築30年以上の郡山市のお宅で良く見受けられるのが、ゴムシート防水です。 名前のとおりゴム素材のシート状の防水材で、 塩ビシート防水同様に接着剤などで施工します。 メリットも塩ビシート防水同様に耐久性が高い事が上げられます。 柔軟性もあり良いことづくめに思えますがやはり欠点もあり、 こちらも塩ビシート防水同様に入り組んだ箇所の施工は苦手です。 またこれは経験則で建物自体の構造なども関係していると思うのですが、 他の建材と比べて端部や継ぎ目、 窓との取り合いなどから雨漏りを起こしやすいように感じます。 表面の保護材が剥がれやすい事もデメリットの一つです。 全ての防水に言える事ですが、紫外線により徐々に劣化していきます。 弾力性を失い、ひび割れや継ぎ目の隙間が開くようになり、 漏水してしまうようになります。 この他にも金属防水やアスファルト防水、コンクリート躯体防水などありますが、 公共施設などの大型物件で使われる工法で住宅ではあまり見かけません。 やはりそれぞれの防水の工法でメリットやデメリットがあります。 防水業者さんでも工法により得意不得意がありますので、 きちんとその施工方法での実績がある業者さんか確認しましょう。 ②ベランダ防水のメンテナンス方法 郡山市でよく施工されている、代表的なベランダ防水のメンテナンス方法をご紹介します。 1.トップコート(保護仕上材)の塗替え トップコートと呼ばれる、表面の保護材を塗布する方法で、 メンテナンス方法の中では特に安価でできるので、 郡山市では特にポピュラーなメンテナンス方法です。 FRP防水やウレタン防水では もともと防水層の上にトップコートが施工されているので、 それを塗り重ねるイメージになります。 シート防水でも専用の保護材が発売されていますので、そちらを塗布します。 注意点としては、防水層が傷んでいない事が前提となりますので、 経年劣化が表面だけでなく防水層まで傷んでしまっている場合は 別途補修が必要になります。 また下地処理の不足でトップコートが剥がれてしまう不良施工も多いため、 硬いFRP防水は表面に細かい傷をつけた上で強い溶剤で拭きあげて トップコートの食いつきを良くします。 ゴムシート防水はトップコートの種類によって塗布が難しい物もあり、 業者さんの選ぶ商品に気を付ける必要があります。 2.既存の防水の上から新しい防水を施工する(防水増張り) 写真はもともとのFRP防水の上から塩ビシート防水を施工している写真です。 こちらの郡山市の物件は地震により全体にひび割れが回っていたほか、 ドレン(排水口)の周りから漏水も起きていたため、 トップコートでのメンテナンスは難しいと判断しての施工でした。 やはりトップコートのみの施工より金額は大きく上がりますが、 既存の防水を解体するよりは安価に防水を一新できる事が強みです。 漏水の程度によっては下地が腐食していたりすると施工が難しい事があります。 また水勾配はそのままになるので、 地震などで建物が歪んでいた場合水溜りが出来やすかったりします。 勾配を直すには防水だけでは難しいのでさらにその下地から作り直す必要があります。 下地になる既存の防水に比べて上に新しく施工する防水が固い場合 (例:ウレタン防水の上にFRP防水を施工)は、 固い上の防水が動いて割れてしまったりと不具合が生じる事もあるので注意が必要です。 3.防水を完全に作り直す(既存撤去・新設) タイトルの通りです。 既存のベランダ防水を解体して新しく作り直します。 漏水がひどく下地が腐食しており下地ごと交換が必要な場合や、 立ち上がりの納まりの関係で増張りが難しい場合、 勾配をきちんと取り直したい場合などに施工されます。 解体が必要な分金額も非常に上がるほか、 解体してから新設するまでに雨が降ると即雨漏りにつながるので タイミングや雨漏り対策にも注意が必要です。 防水材の指定はないので、好きな防水材を選んで施工できます。 ③ベランダ防水、メンテナンスを放置すると、、、。 メンテナンスを放置するとどうなってしまうか、、、。 恐ろしい事例が郡山市でも報告されています。 紫外線により徐々に防水は劣化していきますが、 最終的には防水の機能を発揮できなくなり、 漏水を起こしてしまいます。 漏水が起きるとベランダ下の軒天や部屋に雨染みができるので注意してください。 場合によっては手遅れで、 既に骨組みに入っている木材が腐食している場合もあります。 腐食している場合は木材を交換や補強する必要があります。 最悪なのはシロアリが来ている時で、 ベランダは高さが2~3mあるのでシロアリはなかなか来ないように思えますが、 シロアリは腐った木の臭いを追いかけて結構な高さまで登ってきます。 写真は郡山市のお宅で実際にシロアリがベランダに営巣していたケースです。 大変な金額がかかる工事になってしまいますので、 定期的なメンテナンスにより防水機能を保つ事が大事ですね。 ④終わりに 郡山市でよく施工されているベランダの種類と、 そのメンテナンス方法について解説しました。 ベランダは床と外壁と屋根が複雑に組み合わさっているので、 建物の中でも納まりが難しく雨漏りの起こりやすい箇所です。 雨漏りが起きてしまうと大変な工事になってしまう事が多いので、 大工事になってしまう前に手を打ちましょう。 郡山塗装は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。創業から90年以上、郡山市・本宮市、地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■郡山塗装ではお客様の声から生まれた塗装メニューがあります!詳しくはこちらをクリック! ■創業90年以上の実績をぜひご覧ください!詳しくはこちらをクリック! ■郡山塗装が90年以上選ばれ続けてきた理由はここにあります!詳しくはこちらをクリック! (2024.01.20 更新) 詳しく見る 塗装豆知識スタッフブログ外壁塗装、屋根塗装の現場日誌外壁塗装のご相談